煽り文句に踊られず、冷静かつ客観的に分析できる重要性 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

ちょっとまとまった記事というよりかは自分の最近感じるいら立ちからの提言に近いです。僕のストレス発散とでも思って下さい(笑)


そこで今回は『煽り文句に踊られず、冷静かつ客観的に分析できる重要性』について書いていこうと思います。

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●本当に客観的に分析できているのか?●
よく「あと何日で○○円に値上げです!だから急いで購入を!」的な煽り宣伝をよく見ます。


でも、基本的には「この割引価格は○○日までです」という表記が普通なように思います。


どっちがいいかは別ですが、変に煽ってくる感じの広告を見ると、逆に買う気をそがれる気がしますね…。


これは僕が天の邪鬼なんでしょうか…(^^;)


それはさておき、『誇大広告』とも言えるものもよく見ます。


これは教育業界に関しても同様です。


『受験アドバイザー』的な謎の肩書きで収入を得ようとしている人も散見されます。


場合によっては出版物まで出して、それをネタにして自分の凄みを高めてくる人もいます。


悲しいかな、そういった人はみなさん京大進学者・卒業者…。


なんか京大をおとしめられている感じがして何とも嫌ですね…。


そして、こんな人に共通しているのは…


「実際の教科は教えません。だってそんなことしなくても、マインドさえしっかりしていれば、勉強法さえしっかりしていれば、各自十分学習できるから」


といったスタンスです。


冷静にツッコんだら「それは僕はどんな教科も教えるだけの技術も知識もありません、ってことですか?」ってとこですね。


さらに、「最初はE判定だったのに、たった数ヶ月で偏差値急上昇!」みたいな謳い文句ですね…。


まぁ冷静になればわかりますよね~。


何の模試の何の教科でそうなったのかを言わなければ無意味だと言うことが。


そもそも総合偏差値(全教科の偏差値)が3ヶ月とかで20とか上がる方法があるなら是非教えてもらいたいですね(笑)


そんなに甘かったら僕はこれほど苦労してませんから(笑)


そんなこと言い出したら僕の生徒にもいますよ~。


河合塾の実施している『全統マーク模試』の第1回・第2回を受けて、英語の偏差値だけですが13上がった子が。


僕が塾講師・予備校講師として見てきた中では、これでもかなりのもんだと思います。


まずそんなことより、「何が」「何を」「何の」「なぜ」といったツッコミや「これと対比の概念は何なんだ?」などの基本的思考力を身につけるのが何より大事な気がしてなりません。


そういった思考ができない限り、ある一定ラインのレベルで止まってしまうように思います。


そして心から思いますね。


マインドも大事かもしれない。でも、そんなマインドを勉強している暇があれば、まず勉強を始めてほしいですね。


そして間違ったり悩んだりしたときに、本気で相談してくれれば良い。


もちろんすべての悩みを解決できるとは言わないけれど、ある程度緩和することは可能だと思います。


そして勉強法だけだったら僕でも十分言えますよ~。


さらには僕は、東大だろうが京大だろうが医学部だろうが、具体的に英語という教科に限定して教えることができます。


こんな僕は、上記の『受験アドバイザー』なるものを徹底的に潰すべきなんですかね?(笑)


まぁそんな暇があったら自分の生徒を合格へ導くべく頑張りますが…。