勉強する最初のモチベーションが、収入アップのためでもいいじゃない | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

「何のために勉強するのか?」、これは深い議題だと思います。


そこで今回は『勉強する最初のモチベーションが、収入アップのためでもいいじゃない』ということについて書いていこうと思います。

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●人に、社会に貢献できるスキルを身につける●
今回書くのとはまた別視点で「何のために勉強するのか?」というのを書いていこうと思っていますが、かなり現実的な視点から上記の内容を書いてみようと思います。


例えば今なぜこの塾・予備校講師という仕事をしているのか。


これには様々な理由があるということを先日も書いてみました。


根本には『誰かの役に立ちたい』『現状困っている人が達成したい目標を持っていて、それを成し遂げるための手伝いができるならその役に立ちたい』などがあります。


ただ悲しいかな、世の中夢だけでは生きていけません。


どうしても『お金』が必要になってきます。


これはいくら綺麗事を言っても否定することはできないと思います。


もちろん自分の生命を危機に追いやっても構わないというのであれば、話は別かもしれません。


しかし、本当にそうすることが自分の周りの人にとっても幸せなことかを考えると疑問符が付くと思います。


やはり日本のような物価の高い、生活水準の高い先進国で暮らしていくにはどうしても『お金』が必要です。


僕の場合、自分の能力を考えた場合、今やっている塾・予備校講師として『お金』を稼ぐことによって、自分の根幹にあるものも同時に満たせると判断したのもあるわけです。


さらになぜ英語講師なのかも、かなり現実的に、「将来職がなくなり、日本に住んでいられるだけの資産がなかったとしても他国へ移住して困らないように」という思いもあるわけです。


もちろん仕事の形態には様々な形態があります。


会社員という形態もあるでしょうし、起業して自分が経営者としてやっていく形態もあるでしょう。


前者であれば、爆発的な給料は得られないことが多いですが、それでもほぼほぼ安定した給料を得ることができます。


後者であれば、大きな失敗をする可能性もありますが、爆発的な収入を得ることも可能になるかもしれません。


これはその人それぞれの選択ですから、何を肯定し、何を否定するというものではないと思います。


ただ、今の世の中、『個』というのが以前にも増して重要になってきている時代だと思います。


極端な話、「この人なら他の人でも代わりはいるかな?」と思われる存在ではダメなわけです。


そこで、『いかに自分のキャラが立った存在になるのか』が重要になってくるわけです。


僕であれば、ひたすらに受験業界にいる人間で、一般的には成功した人として認めてもらえます。


もちろん中には失敗も多々あるわけですが、それからさらに教訓を得、次の代に伝えることで、『自分のキャラ』として1つのものが出来上がっているわけです。


でも、こういったものは誰にでもあると思うんですよね。


自分が長い間熱中して本気を出して取り組んできたこと。そして大好きなこと。


そういったものが『自分のキャラ』となっていくのだと思います。


ただ中には悲観的に自分を捉えてしまって、なかなか『自分のキャラ』というのを頭に浮かべることができない人もいると思います。


なら、今から勉強して、自分を他者とは異なる輝いた部分のある人にしていけばいいじゃないですか。


もちろんそれが全く収入に影響しないものであれば、ちょっと今回の趣旨とはズレてしまいますが、収入に直結していくような技術・能力・知識を身に付けていけば良いと思います。


正直言って、勉強するモチベーションが、こういった『お金』であっても問題ないと思うんですよね。


だって生きるためには必要だから。


でも、その技術や能力が人を苦しめるものであってはいけないと思います。


あくまで『人の役に立てるスキル』『社会の役に立てるスキル』であることが大前提の条件だと思います。


かく言う僕もまだまだスキルを高めていきたいと思います。


僕の場合は、「バブル期に儲けた父親の収入を抜きたい」という邪心に満ちたものですが(笑)


でももちろん人に迷惑をかけることをするつもりはありません。


あくまで『人の役に立てるスキル』『社会の役に立てるスキル』を身に付け、それを発揮することで父親を抜いていきたいですね!