短期間でも身につけるために声に出してブツブツ言う | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

何事も勉強するからには的確に習得したいもんです。


そこで今回は『短期間でも身につけるために声に出してブツブツ言う』ということについて書いていこうと思います。

$教育に生きる! 灘高&京大卒 塾講師が、グローバル化社会を生き抜く人材を本気で養成するブログ


●強制的にアウトプットする●
何かを身に付けたいとき、どうやっていけばいいでしょうか?


もちろん長期間をかけて身に付けていくものに関しては、その期間中何度も何度も見返すことによって習得できてしまう可能性も十分にあります。


それでも途中の過程で「本当に身に付いているのか?」を確認していく必要があると思います。


ただ、習得までの期間を短くしたいとき、そんな悠長なことは言ってられません。


そこで僕がしていることは3点ほどあります。


それは、①『身に付けたいことは何度でもブツブツ言う』、②『要約を書くように注目ポイントをまとめていく』、③『複数要素が絡む場合は図式化する』ということです。


②、③あたりはいいですよね。


②に関しては、学んだことを本当に理解しているか、端的に説明できるかを見極めるのに有意義です。


実際に、小学校などで授業が終わった後に、必ずその授業での要点を何点か限定して聞くようにすると、そのクラスのレベルが顕著に上がるという結果も出ているようです。


それほど頭の中を整理する力として『要約力』というのは大事になってくるわけですね。


また③に関してもわかりやすいと思います。


文字でズラズラ書いているよりも、『図式化』して、視覚的に伝わるようにしている方が、後で見返した場合にも効果的です。


それにイメージとして頭の中にも残しやすいので、何か一部が曖昧な記憶になったとしても復元しやすい点が挙げられると思います。


ただここで終わりません。むしろ僕が毎回のようにやっていることが①なんですね。


何度も見たりする以外に『声に出してブツブツ言う』ということを行っていきます。


これ自体は別に大声で行う必要はなく、音読しながらブツブツ唱える感じで行っていきます。


中には難しくて一読では難しいものに出くわす場合もありますが、そういった場合、特に難しいものに関しては『声に出してブツブツ言う』ようにしています。


たぶん生徒の中にも、僕が休み時間中に何か作業をしながら、ブツブツ言っているシーンを見たことがある子は多数いると思います(笑)


少々不審者感は出ますが、それでも声に出すことによって身体とて記憶しやすくなりますし、どこが自分にとって難しいのかがはっきりとわかってきます。


実際に声に出すことによって、強制的にアウトプットしていることになりますから、知識が自分のものになっていきやすいというのもあると思います。


あとは、ここでつかんだ理解不足な部分を強化していくだけですね。


このように短期間でも身につける必要があることは、積極的にアウトプットしていくためにも『声に出してブツブツ言う』ことをオススメしたいですね!