結局は想像できることは実現可能であるものである | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

2020年に東京オリンピックが開催されることに決まって一息ですね。


そこで今回は『結局は想像できることは実現可能であるものである』ということについて書いていこうと思います。

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●自分の未来を想像する●
以前僕は『夢は実現不可能で、目標は実現可能なような響きを感じるから、夢は持たず目標を持つようにしている』という旨の記事を書いていきました。


これはもちろん今も変わりません。


でもそもそも「目標」って何でしょう?


人によっては夢も目標も同じようなものと言う人もいますから、その場合は「夢や目標」とは一体何なんでしょう?


共に『是非とも達成したいこと』を表していると思います。


もっと言えば、『是非とも達成したいと願い、その達成したときを想像できるもの』を表しているのだと思います。


今回オリンピックが2020年に東京で開催されることに決まりましたね。


正直、決定するまでそこまで大きな関心を持っていませんでした。


さらに正直に言えば、決まった後もそこまで関心を持っていません(笑)


というのも、現状の働き方と同じ働き方を7年後も継続していれば、確実にオリンピックを見ることができないからです。


むしろ時差がかなりある国で開催してくれた方が、僕の生活リズムからすれば見れるくらいなんですね。


そういった意味では、現状では「東京オリンピックを満喫している自分」というのをちょっと想像できないわけです。


でも、その一方で、よくよく考えると2020年というのは自分にとって重要な年に近い年でもあります。


もし「自分にとって重要な年」と位置づける年に、ちゃんと目標達成できていれば、2020年の東京オリンピックというのが、自分にとっての大きなご褒美になる可能性を秘めているのです。


現在僕は塾・予備校講師として働ける限り働いています。


運良く仕事をたくさんもらえる状況になりましたから、今はその流れに乗っている状況です。


ただこの働き方をこれから何年も続けられるかと言われると、正直疑問符が付くのです。


睡眠時間を削り、授業の準備をし、ひたすら立ち&しゃべり仕事をし帰宅したらまた仕事。


こんなルーティンが続いていきます。


基本的に1年中ずっと湯船に浸かる時間も、のんびり夜ご飯を食べる時間もなかなかとれない状況です。


ここまで働いていると、いつかは倒れるだろうな…とも思ってしまいます。


実際、周りからも「倒れたって聞いても全く違和感を覚えないよね」なんて言われてしまうくらいです。


だからこそ、いずれは「仕事量を減らす」ことを考えています。


それもなるべく近いときの方が良いですね…。


僕たち塾・予備校講師は自営でもしていない限りは、基本的に「働いた分(授業をした分)だけが給料」というスタイルです。


つまり、どれだけ授業と授業の空き時間があろうが、質問を聞いて塾に残っていようがそこは給料は出ないわけですね。


こういう事実を見ると、『いかにコンパクトに仕事をまとめるか』というのが非常に重要になってくるわけです。


もっと言えば、『授業をしている時間を減らしても、十分に生計が立てられる状況にならなければならない』のです。


確かに昔は驚くような額の給料をもらっている先生もいました。


今ならば東進の先生がそれに相当する可能性がありますよね。


でも、実際にはそこまでの給料をもらえるというのは、もはや大手予備校でもありえないのです。


もちろん昔からずーっといる先生は別かもしれませんが…。


こんなことを考えていると、『自分が重要だと思える区切りの年までに、是非とも目標達成したい!』と思えるわけです。


結局今回僕が何を言いたいのか?


それは『結局は想像できるようなことしか実現不可能である』ということです。


さらには『2020年に東京オリンピックが開催されることで、改めて未来を想像でき、それによって目標を再確認することができた』ということです。


今回2020年に東京オリンピックが開催されることに決まって個人的に最も良かったと思うことは、『自分の未来を改めて考えることができたこと』ではないかと思いますね。