ついに東京ヤクルトスワローズの宮本慎也選手が引退を迎えますね。
そこで今回は『宮本慎也選手の言葉に学ぶプロという存在』について書いていこうと思います。
●「一流の脇役」という素敵な言葉●
コーチ兼任になったときから引退は近いことはわかっていましたが、どことなく寂しい思いです。
僕自身、野球は過去にやっていたことでもありますし野球は好きです。
そして野球には様々な形態のチームがあり、様々な特性を持った選手がいますが、この東京ヤクルトスワローズというのは個人的に非常に好きなチームです。
今はずいぶん苦労していますが、同じような戦力で強かった時代もあります。
そんな強かった時代は非常にバランスのとれたチームだったことを覚えています。
攻撃だけでなく守備面でもスペシャリストが存在し、打ち勝つことも守り勝つこともできたチームだったと思います。
そんな中、宮本慎也選手はデビューのときから見ている選手でもあるので、何とも寂しい思いです。
そんな中、引退会見のインタビューの中で話している内容が「宮本慎也選手らしいな」と思わせるものがあります。
東京ヤクルトスワローズに入団して最初の監督である野村克也監督が、ミーティングの際に言ったとされる『一流の脇役になれ』。
これは僕自身にもジワっとくるものがあります。
僕たち講師はあくまで、監督でありコーチでありサポーターであり…と決して選手ではない世界で戦っています。
選手になぞらえるとしても、決して主役になるような選手ではなく、あくまでチームを底から支える『縁の下の力持ち的な存在』だと思います。
主役はあくまで生徒ですからね。
さらに宮本慎也選手自身が語った言葉。
『好きでずっとやってきた野球ですが、プロになった瞬間に仕事として向き合ってきました。最近、「楽しむ」ということをよく聞きますが、僕は1回も楽しんだことはないです。仕事として真剣に野球と向き合って19年間やってこれたことが、誇れることかなと思います』
これも染みますね。
もちろん僕自身も教えるということは好きでやっています。
ただ楽しい思いばかりではありません。
自分の生徒が思ったより伸びなかったとき。そして合格しなかったとき。非常に悲しい思いになります。
人生を真っ直ぐ歩いてもらうためにこの仕事に就いているにも関わらず、生徒がうまくいかなかったとき、仕事を完遂できなかった自分に対して悔しく思います。
そんな中、今は楽しむことばかりではダメだなと思っています。
『プロとして生き、仕事として向き合い、楽しいことも苦しいことも、良くも悪くも淡々とこなしていく』、こんなことが重要だと今は思っています。
『技術だけでない心までも一流のプロ』というのが好きな僕としては寂しい思いですが、また別のステージで素晴らしき活躍をしてくれると信じて、僕自身も精進していきたいですね!
そこで今回は『宮本慎也選手の言葉に学ぶプロという存在』について書いていこうと思います。
●「一流の脇役」という素敵な言葉●
コーチ兼任になったときから引退は近いことはわかっていましたが、どことなく寂しい思いです。
僕自身、野球は過去にやっていたことでもありますし野球は好きです。
そして野球には様々な形態のチームがあり、様々な特性を持った選手がいますが、この東京ヤクルトスワローズというのは個人的に非常に好きなチームです。
今はずいぶん苦労していますが、同じような戦力で強かった時代もあります。
そんな強かった時代は非常にバランスのとれたチームだったことを覚えています。
攻撃だけでなく守備面でもスペシャリストが存在し、打ち勝つことも守り勝つこともできたチームだったと思います。
そんな中、宮本慎也選手はデビューのときから見ている選手でもあるので、何とも寂しい思いです。
そんな中、引退会見のインタビューの中で話している内容が「宮本慎也選手らしいな」と思わせるものがあります。
東京ヤクルトスワローズに入団して最初の監督である野村克也監督が、ミーティングの際に言ったとされる『一流の脇役になれ』。
これは僕自身にもジワっとくるものがあります。
僕たち講師はあくまで、監督でありコーチでありサポーターであり…と決して選手ではない世界で戦っています。
選手になぞらえるとしても、決して主役になるような選手ではなく、あくまでチームを底から支える『縁の下の力持ち的な存在』だと思います。
主役はあくまで生徒ですからね。
さらに宮本慎也選手自身が語った言葉。
『好きでずっとやってきた野球ですが、プロになった瞬間に仕事として向き合ってきました。最近、「楽しむ」ということをよく聞きますが、僕は1回も楽しんだことはないです。仕事として真剣に野球と向き合って19年間やってこれたことが、誇れることかなと思います』
これも染みますね。
もちろん僕自身も教えるということは好きでやっています。
ただ楽しい思いばかりではありません。
自分の生徒が思ったより伸びなかったとき。そして合格しなかったとき。非常に悲しい思いになります。
人生を真っ直ぐ歩いてもらうためにこの仕事に就いているにも関わらず、生徒がうまくいかなかったとき、仕事を完遂できなかった自分に対して悔しく思います。
そんな中、今は楽しむことばかりではダメだなと思っています。
『プロとして生き、仕事として向き合い、楽しいことも苦しいことも、良くも悪くも淡々とこなしていく』、こんなことが重要だと今は思っています。
『技術だけでない心までも一流のプロ』というのが好きな僕としては寂しい思いですが、また別のステージで素晴らしき活躍をしてくれると信じて、僕自身も精進していきたいですね!