オープンキャンパスという非日常に行き、自分のモチベーションへとつなげる | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

徐々にオープンキャンパスが本格化する時期になりましたね。


そこで今回は『オープンキャンパスという非日常に行き、自分のモチベーションへとつなげる』ということについて書いていこうと思います。

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●その場に行くからこそ感じる雰囲気●
普段受け持つ高2の生徒の中には東大志望者も多くいます。


その東大で8月7、8日とオープンキャンパスがありますね


クラス的に東大志望者が多いこと、そして高2であることから、このオープンキャンパスに行く子も多くいます。


まぁその結果その日の僕の授業は欠席するわけですが(笑)


欠席するのは少々悲しいですが、それでも是非行ってほしいと思っています。


僕はオープンキャンパスではない時期に東大に行きましたが、やはり京大にはない「威厳」を感じる部分もあります。


食堂などに行っても、教授と学生が話しながら食事しているシーンなども何とも絵になるな~などと思いながら見ていたのを覚えています。


ただ僕自身は京大のシステムの方が好きだということもあり、東大の威厳に負けることなく、京大志望を貫いていったわけです。


ただこれはこれで良かったなと思っています。


何せ、ここで東大に行ってしまっていたら、自分の出身高校の後輩や、昔行きたかった高校の子たちを担当することもなかったわけですからね


そういった意味では僕の判断は間違ってなかったなとしみじみ思っています。


さて、話を戻して…このようなオープンキャンパスは正直なところでは『理想状態の大学』だと思います。


普段と完全に同じ雰囲気ではないですし、ちょっと盛り上げようとしている雰囲気が出ています。


なので、普段の雰囲気を感じたいのであれば、大学が休み期間に入っていないときに見に行ってみると良いと思います。


ただこういった盛り上げ状態、お祭り状態を見ることにも価値はあると思いますね。


もしこのような状態の大学を見ても、何も心に響いてくることがないのであれば、もしかしたらそもそもその大学が本当に行きたい大学ではないかもしれません。


そして、きっとこれからも受験勉強を頑張っていくモチベーションにはつながってこないと思います。


逆に言えば、ここで「やっぱりここに来たい!」という印象を持てば、それが大きなモチベーションにつながってくると思います。


かく言う僕もちょっと状況は違いましたが、同じような感覚を京大に対して持った記憶があります。


最初に京大に行ったのは高1のときでした。


このときは高校入試に成功してからそれほど時間も経っておらず、どこかで「燃え尽き症候群」的になってしまっていた自分がいました。


そんな時、京都観光がてら京大にも行ったのですが、そのときに『この空間に来たい、いやいたい』と思ったことがあります


このことが僕の心をまた勉強に向けてくれた一因にもなっていると思います。


そして同じような思いを現役のときに前期で落ちてしまったときに感じました。


『やっぱりこの空間に来たい。ここに絶対来れるように頑張ろう!』と思ったことを覚えています。


これが僕の受験勉強の何よりも大きなモチベーションになったわけです。


もちろんこれだけで京大志望になったわけではありませんが、1つの大きな要因になったのは確かです。


こんな経験があるがために、僕は生徒には『積極的にオープンキャンパスなどには行ってこい』とアドバイスしています。


もちろん進学校の子たちは学校内に同じ東大志望は多々いて、意識も高いと思います。


行かずとも志望は変わらないと思う子もいると思います。


それでも実際に現場に行って出会う空間には勝てないと思います。


何だかんだいってやはり『現場ならではの空気感』というのが存在するからです。


是非、現場に行くからこそ感じることができる空気感・雰囲気というのを感じていってほしいですね!