英語の読み書きの力を高めていくには大きく分けて2つの行動が必要となってくると思います。
そこで今回は『精読と多読のバランスを考えて正しく読み書きの力を高めていく』ということについて書いていこうと思います。
●精読だけで止まらない。でも多読ばかりに依存しない●
よく音読が効果的だという話を聞くことがあります。
これはそれを啓蒙活動のように広めている人たちがいるからです。
もちろん過去に何度も書いたように、音読が無意味だとは思っていませんが、それだけで良いとも思っていません。
やはり英語が苦手な場合はまずはしっかり『精読』をする。
SVOCがそれぞれどうなっているのかを分析し、どこがどことつながり、どこがどこに修飾しているのかを判断する。
こういった精読の作業というのが価値が出てき、英語を読み書きする上での土台となっていきます。
その一方で、ある程度精読が正しくできるようになってくると、今度は『多読』する中で、その精読で身に付けた分析力を、何度もアウトプットしていく必要があります。
もちろんインプットだけでも身に付く人もいると思いますが、僕は『どんな知識もアウトプットして初めて力となって身に付く』と思っています。
いくら理論を知っていたとしても、実際に出くわさなければ、本当に同じ現象かどうかすら判断できないことがあると思います。
極論ですが、医者などがいい典型例だと思います。
もちろんすべての症例とまではいかないまでも、様々な症例を学んだ上で医者になっていくわけです。
でも、実際には研修医の時点でその学んだはずの症例をすべて的確に判断していける人はなかなかいない、いや全くいないと言っても過言ではないと思います。
でも、そのような実地体験を何度も繰り返していくうちに、気付けば、なかなか判断が難しい状況に出くわしても的確な診断を下すことができるわけですね。
これは同じ『学ぶ』という行為なわけですから、受験などの勉強においても同じだと思います。
理論を文法書や授業などで学ぶ。そして自分でアウトプットをして、身に付けていく。
これがどのような項目に対しても必要だと思います。
ただ、このような行為も、精読ばかりしていると、どうしても勉強した時間に対して目にする数が、すなわちアウトプットできる数が限られてくるのです。
そこで『多読』ということを利用して、どんどんアウトプット量を増やしていく必要があると思います。
多読の場合は、そこまで詳細な構造分析などはせずに、文章のテーマや筆者の主張を拾いながら、全体の要約がとれる程度に読み込んでいけばよいと思います。
ただし、そのときに文法的につまった部分などが出てくれば、後でしっかり精読に近い構造分析などをして、正確に把握できるようにしていきたいですね。
正しく読めないものを何度繰り返したところで読めるようにはならないですからね。
しっかり『精読』すべきところと『多読』すべきところを分けていきたいですね!
そこで今回は『精読と多読のバランスを考えて正しく読み書きの力を高めていく』ということについて書いていこうと思います。
●精読だけで止まらない。でも多読ばかりに依存しない●
よく音読が効果的だという話を聞くことがあります。
これはそれを啓蒙活動のように広めている人たちがいるからです。
もちろん過去に何度も書いたように、音読が無意味だとは思っていませんが、それだけで良いとも思っていません。
やはり英語が苦手な場合はまずはしっかり『精読』をする。
SVOCがそれぞれどうなっているのかを分析し、どこがどことつながり、どこがどこに修飾しているのかを判断する。
こういった精読の作業というのが価値が出てき、英語を読み書きする上での土台となっていきます。
その一方で、ある程度精読が正しくできるようになってくると、今度は『多読』する中で、その精読で身に付けた分析力を、何度もアウトプットしていく必要があります。
もちろんインプットだけでも身に付く人もいると思いますが、僕は『どんな知識もアウトプットして初めて力となって身に付く』と思っています。
いくら理論を知っていたとしても、実際に出くわさなければ、本当に同じ現象かどうかすら判断できないことがあると思います。
極論ですが、医者などがいい典型例だと思います。
もちろんすべての症例とまではいかないまでも、様々な症例を学んだ上で医者になっていくわけです。
でも、実際には研修医の時点でその学んだはずの症例をすべて的確に判断していける人はなかなかいない、いや全くいないと言っても過言ではないと思います。
でも、そのような実地体験を何度も繰り返していくうちに、気付けば、なかなか判断が難しい状況に出くわしても的確な診断を下すことができるわけですね。
これは同じ『学ぶ』という行為なわけですから、受験などの勉強においても同じだと思います。
理論を文法書や授業などで学ぶ。そして自分でアウトプットをして、身に付けていく。
これがどのような項目に対しても必要だと思います。
ただ、このような行為も、精読ばかりしていると、どうしても勉強した時間に対して目にする数が、すなわちアウトプットできる数が限られてくるのです。
そこで『多読』ということを利用して、どんどんアウトプット量を増やしていく必要があると思います。
多読の場合は、そこまで詳細な構造分析などはせずに、文章のテーマや筆者の主張を拾いながら、全体の要約がとれる程度に読み込んでいけばよいと思います。
ただし、そのときに文法的につまった部分などが出てくれば、後でしっかり精読に近い構造分析などをして、正確に把握できるようにしていきたいですね。
正しく読めないものを何度繰り返したところで読めるようにはならないですからね。
しっかり『精読』すべきところと『多読』すべきところを分けていきたいですね!