頑張るためには成功体験の連続が必要不可欠 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

前回『林修先生主出演のテレビ』を見てのコメントを書いたのに引き続き、もう1つ書いてみようと思います。


そこで今回は『1ヶ月頑張るためには成功体験の連続が重要』ということについて書いていこうと思います。

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●険しい道を歩き続けるためのコツ●
林先生が「1ヶ月頑張ってごらん。そうしたら1年頑張れる。そしたら5年、10年と頑張れるから。そのための練習を中高でやってるんだよ」という旨の話をされていました。


この発想は確かにそうだと思います。


ただそこで思うんですよね。「じゃあどうやったら1ヶ月頑張れるのか?」と。


もちろんこれを気合いでいけるような、使命感に燃えている人も中にはいると思います。


ただたいていの場合は、そこまでの気合いはないはずなので、なかなか1ヶ月頑張るということは難しいと思うのです。


そこでやはり重要なのが、何度も書いているように『成功体験』というものではないかなと思います。


どんな小さなことでもいい。


「わかる!」という感動を自分自身の精神面でも感じ、脳もその快感を実感として持つことで、やっと継続していけるのではないかと思います。


昔々の記事にも書いたのですが、僕はもともと中学受験に失敗しています。


ただ、このときは失敗すべくして失敗したので、そこまで悔いはありませんでした。


その後、高校受験をリベンジとしてしていく子たちがほとんどの受験中学とも言えるような中学に進学しました。


正直言って、入った瞬間の学力だけ見れば、僕よりももっと上の人は何人もいたと思います。


でも不思議なもので、最初に受けた中間テストや模試などがすべてクラス内で1位になってしまいました。全体でも非常に高い順位になったわけです。


正直、このような経験はそれまでの人生でなかったのです。


つまり、これが僕の最初の『成功体験』となります。


これ以降も基本的にはひたすら同じような順位を出し続けました。


最終的にはその結果として灘高に入ることができたわけです。


つまり何が言いたいかと言うと…『最初から成功体験ができたがために、それ以降も努力していこうと思えたんだ』と思うということです。


こうなると、担任の先生からの期待に応えるため、親の期待に応えるため、そしてわかる自分自身がおもしろくなってきて継続して勉強するようになりました。


その期間中塾にも行っていましたが、同じように塾内でも高い成績を出し続けることができたのです。


ただ、これは僕自身が猛烈に賢かったわけではないと思います。


正直僕よりも賢い人間、センスのある人間なんてなんぼでもいると思っています。


でも『成功体験』が僕の勉強を後押ししてくれたことは確実だと思います。


やはり、何も考えず、黙々と勉強しての1ヶ月頑張るというのはしんどすぎると思います。


それなら、まず1日の勉強の開始を「自分にとってバリバリできて、やっていて面白いもの」から始め、1日の最初に『成功体験』をする


そしてその勢いのまま、克服したいものにチャレンジし、なんとか『成功体験』につなげられるように努力する。


それが日々努力するためのエンジンになってくれるのではないかな~と思います。


ちょっととりとめのない話になりましたが、日々の生活の中でどんどん『成功体験』を増やしていきましょう!