授業開始時と終了前の短時間要約でタイトに締める | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

ここ何回かで『予習』や『復習』について書いてきました。


そこで今回は『授業開始時と終了前の短時間要約でタイトに締める』ことについて書いていこうと思います。

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●今までの知識を合算する●
先日『メモをとる力として要約できるを付けることが重要だ』という話を書いていきました。


また、『短時間でも全体像を把握する予習をすることで習得率が上がる』という話も書いていきました。


さらに『何度も繰り返し復習することで身に付いていく』という話を書いていきました。


どうでしょう?


講師向けのコメントになってしまいますが、これらを入れ込んだ授業展開をしていけば、非常に効率的な授業が展開できるのではないでしょうか?


すでに授業の展開の一環として入れておられる先生方も多数存在するかとは思っていますが、


『まず授業の冒頭の1分程度の短い時間で前回の復習をする』ということを行います。


もちろん、この際に講師自らが『前回の授業内容を要約して伝える』ということが重要になってくると思います。


次に本編の授業を行い、授業中の各項目の切れ目や授業全体の終わりに『今回の授業で重要だったポイントを1分程度で要約、確認する』ということを行います。


たったこれだけかもしれませんが、これだけでもずいぶん授業に締まりが出ると思います。


僕は後輩のバイトの先生に指導したりするときはこれを『常に「序論→本論→結論」を意識せよ』というコメントとして伝えます。


もちろんその際は、序論とは何か、本論とは何か、結論とは何か、という内容を掘り下げて話していき、それが本当に出来るかを研修を行うことによって確認していきます。


意外とこういった大枠のことができるだけで、授業が一挙に改善したりするんですよね。


かく言う僕も常に上記の内容を意識して授業しています。特に映像で授業を撮るときはなおさらですね。


あくまで講師としては基礎の基礎かもしれませんが、『開始時の1分間要約と終了前の1分間要約』を行うことによって、引き締まった授業構成にしていきたいですね!