遠慮なく質問し、講師を徹底活用する重要性 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

塾・予備校講師をしていると、生徒から質問を受けることも多いです。


そこで今回は『遠慮なく質問し、講師を徹底活用する重要性』について書いていこうと思います。

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●質問をすることで最短距離を走り抜ける●
どのような教科であれ、生徒からの質問は頻繁に来ると思います。


悲しいことに、授業中は楽しそうに話すし、非常にわかりやすい授業を展開するのに、質問に行ったら非常に無愛想な講師というのも少しはいます。


しかし、基本的には普通に対処してもらえると思います。


もちろんこのように言っている僕自身も、質問には丁寧に答えるようにしています。


この質問に答えるということは、特に大手予備校では人間関係を構築する上では非常に重要なことだと思います。


少人数のクラスであれば、講師と生徒の距離感が物理的にも精神的にも近いでしょうし、気軽に聞けると思います。


その一方で、大手予備校ともなると、なかなかそんなわけにはいきません。


普段かなり遠くから講師を見ている席に座っている可能性も十分にあるわけで、そうすると質問するだけなのに変な緊張感を覚えることもあると思います。


そんな中で勇気を出して聞きに来てくれたわけですから、講師側も最大限誠実に接していくことが重要になってくると思います。


このようにしていたとしても、大手予備校で質問に来る子というのは非常に限定的です。


質問に来る子はほとんどの場合、同じ数人です。相談などに来る子も共通していますね。


確かに、大手予備校でもクラス人数が少ないところや上位クラスであればそうでもないのですが、大人数や下位クラスになってくると、本当にこれは当てはまると思います。


ただこれは非常にもったいないことだなとしみじみ思います。


もちろん僕自身も、質問に遠慮なく来てもらえるだけの雰囲気作りや授業中のコメントなどに配慮します。


しかし、来るか来ないかの最終判断は生徒によってしまいます


もしかしたら生徒の方が「こんなことを聞いたら迷惑かな」とか「こんな質問するの恥ずかしいな」とか思い込んでしまっているのかもしれませんが、もったいない話に変わりはありません。


質問に来てもらえれば、その子の疑問が解決できるだけでなく、講師も「稀な質問に来る子だな」と気になります。


その状況を繰り返せば、大手予備校ながら講師が学力を把握し、最短距離で走り抜けるアドバイスを行っていくこともできます


最初は勇気もいるかもしれませんが、それも最初だけ。


慣れてくれば何回でも質問に行けると思います。


せっかく高い授業量を払って1年間を費やしているわけです。


講師という相手に対して変な気遣いはせず、自分の学力を高めるために講師をフル活用していってほしいと思いますね!