見るだけではなくアウトプット重視で学ぶ重要性

今年は珍しく高１生も担当しています。この担当している子たちは近畿圏でも有数の進学校に通っている子たちです。


なので、将来確実に志望校に受かってもらうための基礎作りをしていきたいと思っています。


さて、そこで今回は『見るだけではなくアウトプット重視で学ぶ重要性』について書いていこうと思います。

●アウトプット重視でインプットする心構え●
昨日『何度も繰り返し素早く見ていくことが暗記において重要』という旨の話を書きました。


しかし、これは単にぼーっとみるだけでは非常にもったいないと思います。


そもそも人はなぜ知識を自分の頭の中にインプットしようとするのでしょうか？


頭の中の容量を少しでも満たしたいからでしょうか？


違いますよね。


あくまで、インプットした知識を、なんらかのときに使うためにインプットするわけです。


人によっては自慢のために使うかもしれません。それでも使うためにインプットしていることに変わりありません。


まさにこの意識、つまり『使うというアウトプットのためにインプットしている』という意識が、暗記の際には非常に重要になってくると思います。


例えば問題を解いていく場合。


この場合は、ストーリーが何かしら存在するため、記憶にも残りやすいですし、仮に間違ったとしたら、そこも印象的に残っていくと思います。


これはまさに『アウトプット重視でインプットをしている』ということになります。


このような意識を持っているからこそ頭に入ってくるのだと思います。


そうであれば、何かを覚えるときもぼーっと見るだけでは不足ですよね。


例えば、英単語を覚えるときでも、何単語かを見れば頭の中でそのスペリングを思い浮かべてみる。そして意味を思い浮かべてみる。


そのようにして何回も短時間のうちに『アウトプットを重視してインプットする』からこそ頭に入ってくるのだと思います。


どのみち覚えるまでには時間がかかります。


しかし覚えた後の定着率は変わってきます。


そうであれば、少しでも良い定着率で覚えておきたいですよね。


そのためには『アウトプット重視でインプットする』ということが重要だと思います。