新たな気持ちで謙虚に学ぶ重要性

大手予備校は４月の半ばから始まるため、まだ授業は開始していませんが、すでに小さな予備校は本格的にスタートし始めました。


さて今回は『新たな気持ちで謙虚に学ぶ重要性』について書いていこうと思います。

●再受験生としてチャレンジする人の謙虚さ●
予備校で教えていると、どうしても浪人生を対象とした授業を担当することになります。


もちろん浪人生の中にも様々な人がいます。


落ちるべくして落ちてしまった人、運悪くとしか言えない状況で落ちてしまった人、再受験として社会人から受験生へとなった人など本当に様々です。


そんな中でスタート地点ではレベルが低いものの、爆発的な伸びを見せることが多いのは再受験の人ではないかなと思うときがあります。


再受験の人は、今までの仕事を投げうって、「心機一転医学部を受験しよう」などと固い決意の下始める人が多いのが特徴だと思います。


このような人は周りにいかに影響を与えているかを自覚しています。


自分の給料がなくなってしまうこと、自分が合格するまでその状況が続くことなど、金銭面でも非常に大きな問題を抱えることが多いこともその要因だと思います。


このような人は他の受験生と比べても、かなり『謙虚だ』という印象を受けることが多いです。


何せ自分自身が受験したのはかなり前ですし、受験のことにはすっかり疎くなってしまっています。


でも、そんな状況でもチャレンジしようとするからには、意地でも吸収しなければならないという状況が発生するのです。


だからこそ『誰よりも謙虚になって吸収し尽くす』という意識が非常に強いように思います。

●謙虚な気持ちで受け入れる●
このような『謙虚さ』は再受験生に限定はできません。


もっと言えば、何かしらの要因で不合格になってしまう浪人生になってしまったのであれば、『謙虚さは絶対に必要だ』と思います。


もちろん今までに築いてきた自分の方法というものがあるでしょう。


このまま走っていった方が早くゴール地点に着けるような気もするでしょう。


でも、その気持ちをいったん投げうって、謙虚に先駆者の道を辿ってみようと思える姿を持ってほしいと思います。


実際、この『謙虚さ』を持って失敗する人というのは少ないです。


しかし『謙虚さ』がなかったがために失敗を繰り返してしまった人は非常に多いのです。


せっかく真剣な眼差しで何かに取り組むのであれば、一度『謙虚さ』を持って、新たな目で自分を見つめ直しながら、進化していってほしいと思います。