良い発想を浮かべるための暇の必要性 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

すでに春期講習も半ばになってきました。この春期講習も終われば、本格的に忙しくなる1学期が始まっていきます。


だからこそ自戒の念を込めて『良い発想を浮かべるための暇の必要性』について書いていこうと思います。

$『教育』に生きる! 京大卒・非常勤講師が、グローバル化社会を「自力本願」で生き抜く人材を本気で養成するブログ


●僕の学期の現状●
僕自身、講師として最高90分×27コマまで働いて経験があります。


同僚の中に90分×30コマやってたよ、と普通の顔して言ってくる強者もいましたが、この数はかなり多い方だと思います。


今はもう少し抑えて、22~25コマくらいを推移している感じですね。


本音で言ったらもう少し抑えたい心境でもありますが、まだこのコマ数を持っていても身は持つので(お金稼ぎの面も当然ありますが…)、このままやっていこうと思います。

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●忙しい時期の悩ましき問題●
しかし、お金が稼げるのは良いのですが、これはこれで問題点も多々あるのです。


もちろん体力的に非常にしんどいというのもあります。


英語という教科の特性上、そして僕はプリントを生徒に配布してそれに基づいて授業をするというのを基本としている以上、どうしても予習に時間がかかります


もちろんプリントなしでも授業はできますが、やはりあった方が生徒にとっても良いと思うので、準備するようにしています


ただ、最大の問題点はここではないのです。


最大の問題点は、『時間がないと良い発想が浮かばない』ということなのです。


確かに、じっくり考えたり、本気で取り組んだときに良い発想が浮かんでくるというのもあります。


しかし、これさえもできないほど、ただひたすら目の前の仕事をこなすことに必死になっていると、なかなか「落ち着いた思考」をするのは難しくなってきます。


そうすると、必然的に良い発想というのもなかなか浮かんでこないわけです。


昔一瞬だけ就活(=就職活動)をしていたのですが、その時に内定をもらった会社の人に言われたことがあります。


「暇があって初めて良い発想が浮かび、良い仕事ができると思うんだよね」と。


まさにこれは今になって思いますね。


実際、塾・予備校講師をしていると、2月・3月あたりは学期と比べれば暇な時期となります。


なので、この時期にいろいろ学ぶこともできますし、さらにはそこから思考のヒントをもらうこともできます。


実際にはここで蓄えた発想というのを、忙しい時期に思い出しながら良い発想へと繋げていきます。


しかし、それにも限界があります。


やはり2月・3月といった暇な時期の方が良い発想というのは浮かんできますね。


以前、リアルの世界でさらなる良い教育環境を目指して物件探しをしているという旨の話を書きました。


これは僕のビジネスパートナーとも言える存在の人がメインでするので、僕はそこまで大きく関与はしませんが、実際に場所までは確定しました。


あとはこれを軌道に乗せるべく活動していくだけです。


でもこのときに考えたことは、やはり暇があったからできたのかなという印象は拭えないのです。

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●なんとか暇を見つけるという決意●
これからの時期にはなかなか厳しいことだということは、自分自身が最も痛感しています。


しかし、なんとか時間を見つけて、良い発想が浮かぶような時間を確保していきたいですね。