人生は不公平だということをポジティブに受け入れる | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

入試問題としては有名な問題で、僕自身も昔読んだことのある英文に書いてあったことを掘り下げて書いてみようと思います。


それは『人生は不公平なものである。それを受け入れて周りの人と無駄に比較をしない』ということです。

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●『人生とは不公平なものである』という発想●
よく「隣の芝生は青い」などと言われるように、自分のものではないが、すぐ近くにある他人のものに対して「あっちの方がいいな~」とどうしても思ってしまいがちです。


その他人というのが、もし何かしらで成功している人であれば、なおさらそう思えてくると思います。


しかし、冷静に考えていく必要もあります


確かに、人類全員が幸せに暮らせるなんてお気楽な発想はしていません。


しかし、同じような環境にいるのであれば、周りの人が幸せに暮らしているのと同じように、自分も幸せになる可能性は十分にあると思います。


そこでしっかり認識しておいた方がいいだろうと思う発想があります。


それは、『人生とは不公平なものである』という発想です。


別にこれは「他人は幸せで自分が不幸だということはよくある。だからこそ自分の不幸は諦めて受け入れろ」なんて悲しい話をしているわけではありません。


『人生には人によって個人個人異なる波が存在し、その波は海の波と同じように、大きさや幅が異なるのだ』ということです。


もしかしたら人によってはすごい勢いで波の盛り上がった山部分を多数経験する人もいるかもしれません。


またそれとは反対に、ゆっくりした波の山部分を経験しないけれども、1回来ると非常に大きな山が来る人もいるかもしれません。


しかし、人それぞれ必ず山も谷もあるということです。


その結果として、たまたま自分の波の形と他人の波の形が一致しているときには「羨ましいな」なんて思いは抱かず、一致していないときには「羨ましいな」なんて思ってしまうのだということです。


このような意味で『人生は不公平なものだ』ということですね。

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●この言葉からの学び●
この英文を読んで以来ずっと心に留めていることがあります。


それは以前の記事でも書いたように、『周りに影響され過ぎずに、自分の目標へとただひたすら走るということが重要だ』と思っていることです。


今も波で言う谷部分を感じることはあります。


しかし、今たまたま波の谷部分にいるだけで、ゆったりでも山部分を迎えるんだ、とポジティブな発想で取り組むようにしています。


これからも積極的に『人生とは不公平なものだ』という発想を受け入れ、自らの思考にも良い影響を及ぼすようにしていきたいと思います。