明確な目標を持ち、すべての行動をその目標視点で見つめる | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

自分が行動をしていくとき、何も考えずにぼーっと行動してしまうと、結果行き着く先もぼーっとしたもので終わってしまうことも多いと思います。


そこで今回は『明確な目標を持ち、すべての行動をその目標視点で見つめる』という話を書いていこうと思います。

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●ノルマの存在意義を再考する●
趣味に興じる場合などは目標なく行動することも多いと思います。


しかし、それが自分の仕事ともなるとそうはいきません。


会社や職種によっては「ノルマ」という名の目標が自動設定される場合もありますし、自分で「ノルマ」を設けて、それに向かって努力していくという人もいると思います。


ただ、周りから「ノルマ」を設定されてしまうと、どうしても「しなければならない」という義務感ばかり強まってしまって、なかなか心から責任感を持って行うことや、楽しみを感じながら行うことというのは厳しいのではないかと思います。


このような悲観的なものになりえてしまうことは自明ながら、「ノルマ」というものが存在するのはなぜでしょう?


これは簡単です。そうやって強制的にでも「ノルマ」を設けることによって、強制的に努力させることができるわけです。


その結果、良い結果が出るのであれば、少々の精神的負担を強いてもよいだろうという発想ですよね。

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●自ら積極的目標を立てる重要性●
しかし、できればこのような『強制的ノルマ』とも言えるものは避けたいと思うと思います。


正直僕は非常勤講師という仕事をしているので、1ヶ月当たりのノルマや半年ごとのノルマのような期間を絞ったノルマは存在しませんし、もっと言えば、ノルマと言えるものすらないと言ってしまっても過言ではないと思います。


だからといって全く目標を立てなければ、ダラダラ日々を過ごしてしまう可能性も高くなってしまいますし、それでは非生産的です。


そうであれば、自ら『自分はこれを達成したい!』と思えるような『積極的目標』を立てることが重要だと思います。

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●目標達成の効率を上げる気付きを得る●
ただし、ここで終わってしまってはいけません。


単に目標を立てるだけであれば誰でもできます。そして目標を達成していくことも努力をすればできていきます。


これだけでは不十分だと思うんですよね。もっと積極的に目標を達成する作業をしていった方が、より生産的になっていくと思います。


そこで意識すべきことは『明確な目標を持ち、すべての行動をその目標視点で見つめていく』ことだと思います。


人間の脳にはRASという機能が存在します。ざっと言うと、「これに注目しよう」と思ったものに対して無意識に脳が反応し気付いていく、という機能です。


せっかくこのような機能が脳にあるのであれば、これを活かさない手はないですよね。


まずは『明確な目標を持つ』ことをし、次に『その目標を達成するためのポイントを徹底的に探していく』わけです。


実際には目標に対して強い意識を持っていると、自然とありとあらゆる動作がその目標達成のためのポイントかどうかという視点で見ていくので、非常に有意義に日々を送ることができます。


こういったことを常に行っていくことで『気付き』というものを得ることもできるわけです。


せっかく何かを達成しようと思うのであれば、しっかりとした目標を立てて、日々の生活もその目標を達成するための行動にしていきたいですよね!