しようかどうか悩む時間があればまず始めてしまう | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

もう少ししたらまた本格的に春期講習が始まり、そしてまた長い1年間の戦いが始まります(実際には10ヶ月くらいですが…)。


こんな時期だからこそ、『しようかどうか悩む時間があればまず始めてしまうことの重要性』について書いていこうと思います。

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●この時期の塾・予備校講師の生態●
僕たち塾・予備校講師は夕方以降の仕事量は、現役生がいるので、よほど1年間の担当が高3と浪人生のみを担当していない限りは、大きくは減りません。


しかし、朝~夕方の期間の仕事量は浪人生がいなくなってしまう分、どうしても減ってしまうのです。


この仕事量が減ってしまう時期というのは、収入も減ってしまう時期でもあるので、ここをいかに乗り切るのかというのが重要になってきます。


その一方で、この時期にしかまとまった休みをとることができないので、旅行をしたり高級な食事をしたりと、お金を使っていけるのもこの時期のです。


すなわち、今までに使ってこなかったお金を使っていく時期というのが今くらいになるわけです。


とはいっても、常にお金を使い続けてしまったら収入が減る分、生活が苦しくなってしまうので、ある程度の節度は必要です。


そして、このような娯楽にのみお金や時間を使っていくわけではありません。この時期になると、『来年度への準備』というのが始まります。

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●来年度の準備期間での葛藤をいかに解消するか●
『来年度への準備』とはいっても様々で、テキストや模試の作成依頼を受けている人はそれを行なっていく必要がありますし、授業中に話すネタを仕込む人もいます。


さて、そのような時期だとはいえ、特に今すぐしなければならない仕事ではないとか、してもしなくてもいいことだと、なかなかこの休み期間にし始めることは難しいのです。


しかし、ここで気合いを入れて始めたら有意義なことは重々わかっているわけです。


そこで僕が心に決めていることがあります。


それは『しようかどうか悩む時間があればまず始めてしまう』ということです。


実際、人間が行動を起こすにあたって、最もしんどいのはこの『始める瞬間』だと思います。


実際に行動を始めてしまえば、有意義であることがわかっていること、中途半端では自分自身が気持ち悪いことから続けていくと思います。


しかし、始める瞬間はなんとでも言い訳ができてしまうわけです。


その結果、「まぁ今日はいっか」とか「明日から始めればいっか」なんてだらけた思いが頭に浮かんでしまうわけです。


であれば、そのような発想が頭によぎる前に、何も考えず『とりあえず始めてみる』ということが重要だと思います。


特に僕の仕事のように、忙しい時期と忙しくない時期がはっきりしている人、その行動が有意義だと理解しながらもお金がすぐには発生せずやる気につながらない人には、まずこの意識を大事に持ってもらいたいですね!