どういった業界であれ『プロ』と呼ばれる人がいます。もっと言えば、その仕事でお金を稼いでいる人は全員『プロ』なわけです。
さて、そこで僕が働いている領域である『非常勤講師としてのプロはどのようなものか』という話を書いていこうと思います。
●非常勤講師に対する扱い●
会社員の人の多くは正社員として働いていると思いますが、僕のように非常勤講師として働いていると、「正社員」のような働き方はしていないわけです。
確かに社員と同じように、職場に行きそこで仕事をします。そういった意味では正社員と全く同じような働き方はしているのですが、その一方で、定期的な会議に出席しないといけないとか、ノルマがあってそれを越えないといけないといった話というのは一切存在しません。
大手の予備校となると、事務と講師の線引きはちゃんとしてあり、お互いにお互いの分野には踏み込まないといった暗黙の了解とも言えるものが存在すると思います。
なので、もし正社員のような事務的な仕事をしないといけないときは、必ず事前にその申し合わせ的な話があり、了承してから仕事という形になります。
また、非常勤講師に対する扱いは場所によって様々で、「その会社のヘルプ的存在」ということもありますし、「非常勤講師中心に回っているから、あくまで主力」ということもあります。
大手予備校からすれば「授業という業務を任せる主力」という扱いになるでしょうし、それほど多くない塾などであれば「その会社のヘルプ的存在」ということになると思います。
僕自身は両方の側面を持っていますし、両方とも仕事の魅力は少し異なるのですが、非常に快適に働くことができています。あえて言えば、無駄なことを考えず、黙々と授業に打ち込むことができる大手予備校での非常勤講師が講師として働く分には満足度が高いと思います。
●非常勤講師の仕事●
僕のように非常勤講師をしていると、授業をするのは当然のことながら、その塾や予備校でのテキスト作成や模試作成に携わることもあります。
僕自身は黙々とテキストを作る方が好きではあるのですが、それだとどうしても個人の趣味が出てしまうので、他の講師の人たちと一緒になって作ったりする方が学びが非常に大きいのです。
基本的には先輩・後輩関係なく、全員がある意味でライバルという環境なので、良い意味で人の技や知識を盗んでいくというのは効果があるわけです。
しかし、そのような人の技や知識というのは、日常的に会話をしているだけではわからないことが多いのですが、テキストや模試を一緒に作るというプロジェクトに入ったりして、そのテーマに関してひたすら話していくと、その一言一言、そして出来上がったものを見ることによって十分盗むことができるわけです。
そうやって得た知識などをまた自分の力へと変えて授業をしていくことで、今までとは全く違った視点で教授法を見ることができることもあるので、大手の予備校での講師経験というのは非常に有意義なものだと思っています。
さて、ここまで書くと非常に良い側面しかないように思われるかもしれませんが、実際には大変な側面もあります。
というのも、まず第一に大手の予備校の場合は、その予備校に講師として雇ってもらうこと自体が非常に困難であるからです。
もちろん試験はありますから、それをクリアーする必要があるのですが、その試験というのも大学入試のようでそうでない予備校から、はっきりと大学受験とは違った講師目線での試験を課してくる予備校もあります。
実際に、大手予備校にチャレンジする人は毎年何人もいるのですが、予備校側からすれば「いい人がいなければ誰も採らないという形でも構わない」という根本姿勢があるだけあって、そう簡単に合格するわけではありません。
その予備校に合った対策をしっかり講じた上で臨むこと、さらにはその予備校の求めているものを自分自身が提供できるかが問われていると思います。
しかし、そのような大変な難局を乗り越えて辿り着いた先には、もちろん授業面で魅力的なものがあるだけでなく、学びの場としても非常に優れている環境が待っている可能性が高いのです。
そういった意味では、やはり大手予備校で働けるというのが、非常勤講師にとっては1つの大きなステータスとなるのではないかなと思います。
さて、そこで僕が働いている領域である『非常勤講師としてのプロはどのようなものか』という話を書いていこうと思います。
●非常勤講師に対する扱い●
会社員の人の多くは正社員として働いていると思いますが、僕のように非常勤講師として働いていると、「正社員」のような働き方はしていないわけです。
確かに社員と同じように、職場に行きそこで仕事をします。そういった意味では正社員と全く同じような働き方はしているのですが、その一方で、定期的な会議に出席しないといけないとか、ノルマがあってそれを越えないといけないといった話というのは一切存在しません。
大手の予備校となると、事務と講師の線引きはちゃんとしてあり、お互いにお互いの分野には踏み込まないといった暗黙の了解とも言えるものが存在すると思います。
なので、もし正社員のような事務的な仕事をしないといけないときは、必ず事前にその申し合わせ的な話があり、了承してから仕事という形になります。
また、非常勤講師に対する扱いは場所によって様々で、「その会社のヘルプ的存在」ということもありますし、「非常勤講師中心に回っているから、あくまで主力」ということもあります。
大手予備校からすれば「授業という業務を任せる主力」という扱いになるでしょうし、それほど多くない塾などであれば「その会社のヘルプ的存在」ということになると思います。
僕自身は両方の側面を持っていますし、両方とも仕事の魅力は少し異なるのですが、非常に快適に働くことができています。あえて言えば、無駄なことを考えず、黙々と授業に打ち込むことができる大手予備校での非常勤講師が講師として働く分には満足度が高いと思います。
●非常勤講師の仕事●
僕のように非常勤講師をしていると、授業をするのは当然のことながら、その塾や予備校でのテキスト作成や模試作成に携わることもあります。
僕自身は黙々とテキストを作る方が好きではあるのですが、それだとどうしても個人の趣味が出てしまうので、他の講師の人たちと一緒になって作ったりする方が学びが非常に大きいのです。
基本的には先輩・後輩関係なく、全員がある意味でライバルという環境なので、良い意味で人の技や知識を盗んでいくというのは効果があるわけです。
しかし、そのような人の技や知識というのは、日常的に会話をしているだけではわからないことが多いのですが、テキストや模試を一緒に作るというプロジェクトに入ったりして、そのテーマに関してひたすら話していくと、その一言一言、そして出来上がったものを見ることによって十分盗むことができるわけです。
そうやって得た知識などをまた自分の力へと変えて授業をしていくことで、今までとは全く違った視点で教授法を見ることができることもあるので、大手の予備校での講師経験というのは非常に有意義なものだと思っています。
さて、ここまで書くと非常に良い側面しかないように思われるかもしれませんが、実際には大変な側面もあります。
というのも、まず第一に大手の予備校の場合は、その予備校に講師として雇ってもらうこと自体が非常に困難であるからです。
もちろん試験はありますから、それをクリアーする必要があるのですが、その試験というのも大学入試のようでそうでない予備校から、はっきりと大学受験とは違った講師目線での試験を課してくる予備校もあります。
実際に、大手予備校にチャレンジする人は毎年何人もいるのですが、予備校側からすれば「いい人がいなければ誰も採らないという形でも構わない」という根本姿勢があるだけあって、そう簡単に合格するわけではありません。
その予備校に合った対策をしっかり講じた上で臨むこと、さらにはその予備校の求めているものを自分自身が提供できるかが問われていると思います。
しかし、そのような大変な難局を乗り越えて辿り着いた先には、もちろん授業面で魅力的なものがあるだけでなく、学びの場としても非常に優れている環境が待っている可能性が高いのです。
そういった意味では、やはり大手予備校で働けるというのが、非常勤講師にとっては1つの大きなステータスとなるのではないかなと思います。