自らが受け持つ生徒の合格を力に変える | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

いつもとは異なった路線の話を書いていこうと思います。それは『非常勤の喜び』についてです。


非常勤講師に限定せず、塾・予備校講師をしていての喜びというのはやはり『生徒の成績が上がったこと』『自分が教えている教科に対する関心が増したこと』『受験に合格したこと』などがあると思います。


他にも多数の喜びがあると思いますが、僕にとっては何より『生徒が志望校に合格したこと』が1番の喜びとなっています。


この季節はセンター試験まで残り1ヶ月という短い期間を残す時期でもある一方で、早い推薦入試であれば合格者が出ていく時期でもあります。


実際に教えている子の何人かがすでに私立医学部を中心に推薦入試にて合格を出している子もいます


ただし、ほとんどの子はこれからが本番! 実際に自分が思う志望校に向けて本当のラストスパートが始まるわけです。


国公立志望の子たちはまずセンター試験ですね。私立志望の子たちもセンター試験の直後くらいから本格的に入試が開始するので、徐々に合否が明らかになってくる時期がやってくるわけです。


もちろん失敗して悲しみにくれてしまう子も多々いるわけですが、その一方で、うまくいった子たちも多数いるので、そういった子たちの姿を自分たちの目にしっかり焼き付けていくことが1年間の苦労が安堵に変わる瞬間でもあります。


しかし、実際には悲しみにくれている子たちも僕たち講師の大きなエネルギーになってくれることもあると思います。


僕自身は、そういった子たちとでも話せる限り話し、その結果本当にごくわずかな点で落ちてしまった子たちの話は自分の努力不足ではないか、という思いにもしっかり還元するようにしていっています。


それによって、来年の子たちに同じことが起こらないように自分自身のレベルも上げていく努力にもつながっていくように思います。


さて今年はどうなるでしょうか。自分自身の感覚としては『過去最高』と言える状況が生まれる可能性も十分高いように思うのですが、あとは粛々と現実がやってくるまで行動していくのみです。