英文法・語法を入試レベルで、もっと厳密にはセンター試験レベルで完成させたいのであれば、まずは『Next Stage 英文法・語法問題』(桐原書店)、『大学入試アップグレード UPGRADE英文法・語法』(数研出版)、『全解説 頻出英文法・語法問題1000』(桐原書店)、『全解説 入試頻出英語標準問題1100』(桐原書店)といったあたりの総合的な問題集を使って、合計3回は最低限全体を通し、さらには『語法』や『熟語(イディオム)』といった分野はさらに数回通していく必要があると思います。
しかし、このような問題集を何度も通してやっていると、だんだん「もう答えまで覚えてしまうくらい繰り返したし、違う問題集を使って完成させていきたいんだ」という要望を聞くことも多いです。
ただ、まずここで確認しないといけないのは、「本当にその問題集だけでは完成しないのか」を自問自答することです。
というのも、このような質問をしてくる人の大半は、「解答番号は覚えてしまったんだけど、他の選択肢がなぜ違うかは言えない。でも、答えは知っているから、他の問題集をしたいんだ」というのが本音である人も多いのです。
このような事態に陥っている人は、決して新しい問題集にいっても意味をなさないので、まずは『持っている問題集の、正解でない選択肢がなぜ違うのかを言えるようになる』というのが先決ではないかと思います。
実はこのような『間違いである内容の指摘』が正確にできる人はやはり高い学力を持っているのですね。もしそのようなことができず、わからない問題があるのであれば、自分の近くにいる先生に聞いていけばいいと思います。
さて、上記のような、ちょっと自分の力を過信している場合も含めて、センター試験レベルの英文法・語法として最後にやるとよいのが、今回紹介する参考書です。
それは『全解説 実力判定英文法ファイナル問題集(標準編)』(桐原書店)です。


名前からわかってもらえるように、これは『全解説 頻出英文法・語法問題1000』、『全解説 入試頻出英語標準問題1100』と同じシリーズであり、同じ著者の人が書いている参考書です。
形式としては、全10回の総合的なテストゼミ形式になっていて、『全解説 頻出英文法・語法問題1000』、『全解説 入試頻出英語標準問題1100』などをやっていて遭遇する「分野がわかっていれば解けるんだけど、ランダムで出題されると厳しい」という人にはピッタリの最終確認テストゼミとなると思います。
この問題集のやり方はシンプルで、『時間を測って、自分の実力だけ(=辞書や参考書を使わない)で解ききる』という形でいいと思います。
このようなランダム形式の問題集をこなす中で、自分の実力を見つめ直し、もちろん間違えた問題に関しては解説を読み込み、ここで終わらず、今まで自分が中心に進めてきた問題集ももう1回チェックし直してほしいと思います。
このようにすることにより、自分がどういった分野が弱いのかを理解するだけでなく、一貫したテーマのどの部分が弱いのかという、大きな枠の中での1パーツがわかると、理解が進むと思います。
また、もしセンター試験レベル、もっと言うのであれば、一般的な英文法・語法レベルであれば、この問題集より上のレベルを求めることはしなくてよいと思います。
もちろんこれ以上のレベルを出してくる大学やTOEICのように単語レベルが上がるものもありますし、さらに多くの語法に対処するためにはもっと学ぶ必要もあります。
しかし、それはその時として、センター試験レベルまでの一般レベルであればこの問題集で最後にするとよいと思います。
しかし、このような問題集を何度も通してやっていると、だんだん「もう答えまで覚えてしまうくらい繰り返したし、違う問題集を使って完成させていきたいんだ」という要望を聞くことも多いです。
ただ、まずここで確認しないといけないのは、「本当にその問題集だけでは完成しないのか」を自問自答することです。
というのも、このような質問をしてくる人の大半は、「解答番号は覚えてしまったんだけど、他の選択肢がなぜ違うかは言えない。でも、答えは知っているから、他の問題集をしたいんだ」というのが本音である人も多いのです。
このような事態に陥っている人は、決して新しい問題集にいっても意味をなさないので、まずは『持っている問題集の、正解でない選択肢がなぜ違うのかを言えるようになる』というのが先決ではないかと思います。
実はこのような『間違いである内容の指摘』が正確にできる人はやはり高い学力を持っているのですね。もしそのようなことができず、わからない問題があるのであれば、自分の近くにいる先生に聞いていけばいいと思います。
さて、上記のような、ちょっと自分の力を過信している場合も含めて、センター試験レベルの英文法・語法として最後にやるとよいのが、今回紹介する参考書です。
それは『全解説 実力判定英文法ファイナル問題集(標準編)』(桐原書店)です。
名前からわかってもらえるように、これは『全解説 頻出英文法・語法問題1000』、『全解説 入試頻出英語標準問題1100』と同じシリーズであり、同じ著者の人が書いている参考書です。
形式としては、全10回の総合的なテストゼミ形式になっていて、『全解説 頻出英文法・語法問題1000』、『全解説 入試頻出英語標準問題1100』などをやっていて遭遇する「分野がわかっていれば解けるんだけど、ランダムで出題されると厳しい」という人にはピッタリの最終確認テストゼミとなると思います。
この問題集のやり方はシンプルで、『時間を測って、自分の実力だけ(=辞書や参考書を使わない)で解ききる』という形でいいと思います。
このようなランダム形式の問題集をこなす中で、自分の実力を見つめ直し、もちろん間違えた問題に関しては解説を読み込み、ここで終わらず、今まで自分が中心に進めてきた問題集ももう1回チェックし直してほしいと思います。
このようにすることにより、自分がどういった分野が弱いのかを理解するだけでなく、一貫したテーマのどの部分が弱いのかという、大きな枠の中での1パーツがわかると、理解が進むと思います。
また、もしセンター試験レベル、もっと言うのであれば、一般的な英文法・語法レベルであれば、この問題集より上のレベルを求めることはしなくてよいと思います。
もちろんこれ以上のレベルを出してくる大学やTOEICのように単語レベルが上がるものもありますし、さらに多くの語法に対処するためにはもっと学ぶ必要もあります。
しかし、それはその時として、センター試験レベルまでの一般レベルであればこの問題集で最後にするとよいと思います。