『全解説 頻出英文法・語法問題1000』『全解説 入試頻出英語標準問題1100』 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

久々に英文法に関する本を紹介していこうと思います。今回紹介するのは、徹底的に演習し、英文法を習得していくための問題集です。


それは『全解説 頻出英文法・語法問題1000』『全解説 入試頻出英語標準問題1100』(桐原書店)です。






難易度設定としては『全解説 頻出英文法・語法問題1000』の方がやや高いですが、内容的には同じような内容ですし、個人的にはセンター試験レベルの英文法問題が出来ればよいのであれば、『全解説 入試頻出英語標準問題1100』で十分だと思います


もしそれ以上やる必要があるのであれば、また別途の問題集をこなしていくことで対処ができるので、あえて『全解説 頻出英文法・語法問題1000』にチャレンジする必要もないと思います。


しかし、この問題集に入る前に『Next Stage 英文法・語法問題』(桐原書店)や『大学入試アップグレード UPGRADE英文法・語法』(数研出版)などをすでにこなしている場合は、『全解説 頻出英文法・語法問題1000』にチャレンジする価値があると思います。


『全解説 頻出英文法・語法問題1000』であれ、『全解説 入試頻出英語標準問題1100』であれ、その名前にあるように非常に解説が詳しいですし、すべてではないですが、「なぜこの選択肢がダメなのか」という内容にも言及しています。


ただ逆に言えば、ある程度英文法に対する知識がないと、解説している文章の意味が正しく理解できないという悲しい事態に陥る可能性もあるので、そのような場合は他の問題集から入った方がいいと思います。


しかし、個人的には、センター試験のレベルであれ、『全解説 入試頻出英語標準問題1100』を夏休みが終わるまでに3回は繰り返し解き、語法やイディオム(熟語)以外の部分に関してはこの時点でかなりの完成度を身に付ける必要があると思うので、できればそのレベルまでトレーニングしてほしいと思います。