ワーカホリック気味な塾講師が出来上がるまで~大学時代⑤~ | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

最初にしてはかなり厳しい「英文法全分野の授業」も無事終わり、
次に担当することになったのは「英文解釈(和訳)」の授業でした。


担当するクラスは少々変わりましたが、
ここで培った経験は今でも生きていると思います。


もっと言えば、ここで知り合った先輩の先生によって
僕自身の努力の方向性がよりはっきりとした
のです。


今までは単純に自分の浅い経験だけで生徒のニーズを考え、
それに基づいて行動してきました。



もちろんこれは非常に大事だと思いますし、
誰に聞くよりも実体験としての経験値を蓄える方が
直接的に成長する
のは僕自身もわかっています。


しかし、それだけではやはり『自己の加速』には不十分だと思います。


常に懐疑心を持ちながらも、
参考にできるところ、そのときの自分が良いと思うところは
遠慮なく先輩の講師から盗んでいくことが重要になると思います。



というのも、その先輩の先生も同じように何年もかけ経験を蓄えてきたわけで、
その経験に基づいて行動した結果今があるわけですから、
その外に出てきている部分を徹底的に盗んでいくことは
非常に有意義なことだと思うのです。


しかし、ただ盗むだけではダメで、
外に出てきている部分だけでなく、
その背後にあるものをくみ取っていくことがより重要になってきます。



もちろんこれはその先輩に聞くことでも達成はできるかもしれません。
しかし、それだけでは『他力本願』になってしまいます。


僕はさらにここから『自力本願』になることが重要だと思うのです。


ここで得た経験をもとに、さらに『自己の加速』をし、
さらに次のステージにつなげていきます。