ワーカホリック気味な塾講師が出来上がるまで~大学時代①~ | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

僕にとっての大学生活は実は一言で終わります。


それは…
『ひたすら塾講師としての仕事をしていた』ということです。


自分にとっては、この塾講師という仕事が
高校のときに将来の夢として医者をやめて以来ずっと思ってきた、
もっと言えば、塾とは限定していなかったですが、
講師というのはもっと小さいときからずっとしたい仕事でした。


自分にとっては、
大学に合格することも、それに至る努力もすべて
この仕事のためにあったと言っても過言ではありません。



そこでまずは塾を探すところからスタートします。


正直言って、大学生が高校生を教えることができる場所というのは
なかなか見つかるものではありません。


確かに個別指導であれば見つけることは容易です。
そして個別指導をしていることを否定するつもりではありません。


しかし、僕の目標はあくまで
集団指導の講師として生徒たちに英語を教えること、
そしてそれを1つの手段として最終的には生徒たちをその子たちの思う
第1志望に合格してもらうことです。



そう思いながら探していったとき、ある塾と出会います。


ここが僕の基準となりましたし、
今の自分を作ってくれた塾でもあるので非常に感謝をしています。


ですが、あくまで僕の思いは『生徒のため』です。
もちろん職場にいる一講師としてすべきことは多数あるかもしれませんが、
それでもやはり基本にあるのは『生徒のため』という思いです。


もちろん塾に入った瞬間は
本当にわずかの授業しか担当することができません。


それこそ「これが本当に時給のいい仕事か?」と思うほど
わずかなお金しか入ってなんてこないのです。


ですが、ここでの努力が将来につながると思い、
そして『生徒のため』には
自分にできるベストを常に提示していく必要があります。



そう考えると、自分が担当する授業が少なかろうが、
もらえるお金が少なかろうが、そんなことは関係ないのです。



なので、僕にとっては、その少しの授業のために
周りの同じ大学生からすれば信じられないくらいの準備をしました。


正直、直接的にはつながってこないであろう努力もしました。
ですが、今からすれば、
今の僕を作っている一端はそこでの努力にあると思います。



そんな中、まずは『生徒のため』と思い、
他のことはいったんすべてを忘れ、この仕事に熱中していくのです。