自分の生い立ちを見つめ直すことにより、自分の思考回路をあぶり出していこうとするシリーズになる予感たっぷりの1つ目。
兵庫県に生まれ、サッカーをしたり、勉強したり、といたって普通の日常生活を送っていたある日、大きなことが起こりました。
それは誰もが知っているあの大きな地震、「阪神淡路大震災」です。
これにより、本来なら小学校5年生の最初から引っ越す予定だったのが、夏場までズレ込むに至りました…。
これが僕の転機の1つになるなんて思ってもなかった…。
もともといた小学校は団地の中にある学校で生徒数もかなり多く、1クラス40人のクラスが4、5個あったと思います。
でも、引っ越した先の小学校は、男15人・女8人で1クラスで、2クラスあるだけの計46人でした。
こんなのはいたって普通にあるのかもしれない。でも、当時の僕からすれば一挙に田舎に来たような印象。そして「本当になじめるのか?」という思いでいっぱいでした。
そんな中悪い予感はしっかり当たります。その当時の僕はまだまだかなりの人見知りくんで、ましてや震災の影響あって遅れて入っていて、かなり中途半端な時期から入ってしまい、その結果馴染めてない感たっぷりの状況でした。
もちろん仲良くしてくれる子もいた。でもそんな仲良くしてくれる子に対しても「上辺で仲良くしてくれてるだけじゃないのか?」という疑いを常に持ちながら見てしまっていました。
そして僕にとっては『事件』と言ってもいいことが起こります。
いわゆる修学旅行か林間学校か何かで出かけた先、小学生によくありがちな、夜中に友達の部屋に行って一緒に遊ぶというあの行為。ただ、いかんせん人数が少ないので、男子は数部屋に分かれ、女子は1部屋にまとめられていました。
そのときクラスでも人気者のある男の子が女の子たちに言われます。「○○君遊びにきなよ」と。
実際にはまとめてその部屋の男子全員が行って、もはや1クラス全員が集まっている感じになっていました。
でも、そんな折、これもよくありがちな先生の巡回がやってきたのです。
「もう帰れない!なんとか隠れるしかない!」と思ってその女子の部屋に隠れて何とか難が去った折、ある女の子に言われました。
「なんでいんの?」と。
この一言で僕は一挙に距離感を覚え、この瞬間から女子全員が敵にしか見えなくなりました。
そしてずっと卒業までこの思いを抱えながら進むことになり、その後中学も男子校へ進学。
こうして僕の女性恐怖症とも言える暗黒時代が始まったのです…。
兵庫県に生まれ、サッカーをしたり、勉強したり、といたって普通の日常生活を送っていたある日、大きなことが起こりました。
それは誰もが知っているあの大きな地震、「阪神淡路大震災」です。
これにより、本来なら小学校5年生の最初から引っ越す予定だったのが、夏場までズレ込むに至りました…。
これが僕の転機の1つになるなんて思ってもなかった…。
もともといた小学校は団地の中にある学校で生徒数もかなり多く、1クラス40人のクラスが4、5個あったと思います。
でも、引っ越した先の小学校は、男15人・女8人で1クラスで、2クラスあるだけの計46人でした。
こんなのはいたって普通にあるのかもしれない。でも、当時の僕からすれば一挙に田舎に来たような印象。そして「本当になじめるのか?」という思いでいっぱいでした。
そんな中悪い予感はしっかり当たります。その当時の僕はまだまだかなりの人見知りくんで、ましてや震災の影響あって遅れて入っていて、かなり中途半端な時期から入ってしまい、その結果馴染めてない感たっぷりの状況でした。
もちろん仲良くしてくれる子もいた。でもそんな仲良くしてくれる子に対しても「上辺で仲良くしてくれてるだけじゃないのか?」という疑いを常に持ちながら見てしまっていました。
そして僕にとっては『事件』と言ってもいいことが起こります。
いわゆる修学旅行か林間学校か何かで出かけた先、小学生によくありがちな、夜中に友達の部屋に行って一緒に遊ぶというあの行為。ただ、いかんせん人数が少ないので、男子は数部屋に分かれ、女子は1部屋にまとめられていました。
そのときクラスでも人気者のある男の子が女の子たちに言われます。「○○君遊びにきなよ」と。
実際にはまとめてその部屋の男子全員が行って、もはや1クラス全員が集まっている感じになっていました。
でも、そんな折、これもよくありがちな先生の巡回がやってきたのです。
「もう帰れない!なんとか隠れるしかない!」と思ってその女子の部屋に隠れて何とか難が去った折、ある女の子に言われました。
「なんでいんの?」と。
この一言で僕は一挙に距離感を覚え、この瞬間から女子全員が敵にしか見えなくなりました。
そしてずっと卒業までこの思いを抱えながら進むことになり、その後中学も男子校へ進学。
こうして僕の女性恐怖症とも言える暗黒時代が始まったのです…。