理解できない? | 生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

32歳で自分の腎臓癌が見つかり、手術も成功してホッとする間もなく
今度は最愛のダンナさんにスキルス胃癌が!!
2年1ヶ月の闘病を終え、ダンナさんは旅立ちました。
ダンナさんとの想い出と1人娘との生活について書いてます。

今日の朝の巡回も終わり、落ち着いていた時のこと。

携帯がなり…。

出ると、娘の学校の地区委員さんからでした。

ダンナさんの容態が急激に悪くなってから、
地区委員さんに電話する余裕もなく、
このドタバタ生活に入り。

娘の学校は登校班での登校なので、
本来ならお休みの日は、登校班まで行って、
お休みの連絡をします。

しかしそんな余裕もなければ、
泊まり込みでの看病だから、
自宅にいるわけじゃないので、
毎朝言いに行くこともできず。

以前電話での欠席連絡をしたら、
登校に言いに行って下さい!と怒られたし。

で、我が家の事情を地区委員さんに話したのですが。

でも毎朝ちゃんと言いにきてください!!

ですって。

娘を預かってくれてる父や母が毎朝、
登校班に言いに行けだとさ。


そしてお大事にも、ダンナさんのお加減いかがですか?もなく
文句だけ言われて、電話を切られました。

すごく悲しくなりました。

それぞれの家庭には、それぞれの理由があるでしょう。

今命の瀬戸際で、家族一丸となって闘っている人に
登校班の連絡まで気がまわると思うのかしら?

もちろん連絡しなかった(というかできなかった)私も悪い。

だけど、相手を気遣う一言すら言えないものなのでしょうか?

苦労は必ず意味がある、と言います。

確かに私の友人でも、やはり親族や家族で闘病したり
また苦労してきた方は、
言うことが違います。


今は辛いけど、いつか私はこの事を糧にして
少しでも人として成長できるようになりたい!
そう思いました。


・・・。

うん、そう思っていたら、
腹立たしさも自分の器の小ささからだな~と思いました。

悪い事ばかりじゃないさ。

こうやっている間にもダンナっちはガンと闘い続けてるんだ。

他の事に気をとられるなんて、
時間がもったいない!


さぁ、笑顔で頑張ろ♪