今日は母の腎癌手術の日でした。
終ったのは昼すぎ。
のどかはダンナっちのワクチン通院があったため、
朝手術室へのお見送りをした後帰宅していたので、
母の手術室からのお出迎えも、
主治医説明も受けられないままでした。
他の家族より送れて到着したのどか。
母の病室に行った時には家族はおらず、
手術を終えた母が横たわっていました。
右腎臓を全摘したので、まだまだ麻酔の中。
それでものどかが到着して
「お母さん、のどかだよ」
と声をかけたら、
うっすら目を開けてくれて、うんうんとうなずいてくれました。
その後開口一番の言葉は
「お父さんのこと頼むね」でした。
こんな大きな手術をして、意識が朦朧としているなか、
痛くて痛くて自分のことを訴えたいだろうに、
真っ先に家族の事を心配する母。
のどか母はそんな人です。
だからのどかは尊敬しています。
その後姉が戻ってきて、しばらく一緒にいたのですが、
時折うっすら目を開けて、こちらの呼びかけに反応するものの
ほとんど眠っていて・・・。
それでも母は
「●●ちゃん(姉のこと)帰りなさい」←姉は静岡に嫁いだので遠い
「のどか、喉の病院行きなさい」←最近甲状腺が腫れてきている為
「▲▲さん(ダンナっち)大丈夫?」
と、自分の事は一切言わず、
家族のことだけを心配していました。
のどか母は偉大な人です。
じつは後で電話をもらった時、
のどかや姉がいた事がわかっていなかったらしく
「夕方いてくれたのに、わからなくてごめんね」
なんて言っていました。
やはり手術の影響で意識はハッキリしておらず、
記憶には残っていなかったようですが、
でもそんな中でも家族の心配をする母をみて、
こんな時くらい自分優先でいいのに・・・
と涙がでてきました。
明日はダンナっちの胃カメラの日。
その後、母の面会に行ってきます。