ども撃沈のどかデス。
昨日ブログを書いた後、
1人大欝と闘っていました。
そこに友人から電話が入り・・・。
「おー、撃沈だねぇ」
と。
彼女は元看護師で、欝で離職しているものの、
職場復帰を目指している人なので、
こちらの状態もよくわかっていて。
今の心の内、不安や悲しみや苦しみを話し、
それをうんうん、と聞いてくれました。
そしてその上で。
やっぱり医療者の目から見ても、
今のダンナっちの状態はかなり厳しいといわれました。
若いと進行も早い、
5月の末にドセ+TS1の治療をやめ
6月からスタートしたイリノテカンの治療が効いてなかった現実、
そしてそのわずか1ヶ月半で、骨や筋肉に転移した経緯を考えると
かなり厳しい状態だといわれました。
それだけガンの方が身体の中で優位なんだと。
でもね、諦めちゃだめだよ、ともいわれました。
現実的には厳しい今の現状、
医学的にはもう助からない可能性の方が高い。
だけど、そこから這い上がってきて、
復活した人を何人もみてきている。
医療に携わる人だからこそいえる、
「諦めちゃダメ」という言葉。
看護師をしていて何百人もの患者さんを見送ってきた。
寿命、天命を全うしたね、という人から、
まだまだこれからだよ!という人まで、
本当にたくさんの人を見送ってきた。
だけど、中には医者がお手上げだという状態から、
奇跡の復活をした人もいるんだよ、と。
脳外にいた時、鉄の塊が落下して、
意識不明で運ばれてきた患者さん。
もう脳は原型をとどめておらず、梗塞も噴出す血も抑えることができず、
自発呼吸もできておらず、
医師も処置のしようがありません・・・と言うほど。
朝までもつかな・・・という状態。
でもそんな中、明け方家族の呼びかけに反応する姿がみられ、
慌ててCTを撮り、回復傾向がみられたため緊急手術に入り。
手術ができても、後遺症は確実に残る、
普通の生活はできない、
と言われる中、
その患者さんは驚異的な回復をみせ、
自発呼吸もでき、ぐんぐん回復していき、
後遺症は一切残らず、元気に自分の足で歩いて退院していったと。
医学的には説明がつかない、
でも奇跡を起こす人はいるんだよ、
だから諦めちゃダメだ!って言われました。
ダンナっち自身、弱気になることもあるけど、
生きることを諦めてはいない、
まだまだ生きたいんだ!と言っていた。
生きる事にどれだけ執着できるか、
生きて自分は何をするのか、
その気持ちで奇跡は起こせるのかもしれない。
そしてその奇跡を起こす力を支えるのは
家族なのかもしれない。
泣いている場合じゃない!
今闘っているのはダンナっちなんだ。
私は支えなきゃ!!