先日ダンナっちの通院デーだったので、
一緒にがんセンターへ行ってきました。
今月から新しい薬での治療となり、
「イリノテカン」を2週間に1回点滴しています。
で、ダンナっちが化学療法室で治療中、
病院の図書コーナーで待っていたら、
ダンナっちの主治医とバッタリ。
ダンナっちがいると、先生も話にくい事もあるだろうし、
私も聞きたい事があったので、
呼び止めて、少しお話をしました。
ダンナっちの現状ですが、
先月撮ったCTにも写っていた「背骨への転移」、
この数値がうなぎのぼりで上昇してまして、
1月300だったものが、今回5000だそうで。
なんじゃーそりゃ!!ってくらいの上昇率です。
若い分、進行しだすと早いので・・・と言われました。
ガーーーーーーン(その1)
そして免疫療法についても聞いてみたのですが、
ダンナっちの癌(スキルス胃癌)にはあまり効かないらしく、
「値段も高いし、やめた方がいいよ」とのこと。
ガーーーーーーン(その2)
んじゃ、丸山ワクチンはどうなんですか?
と聞いたら、
「うーん・・・、あまりよく覚えてないんだけど、
たぶんヒット率は低いと思うよ」
ガーーーーーーン(その3)
はぁ、やっぱり治療法なんてそうそうないんだ・・・。
しかも今使っている抗がん剤以外に、
胃癌に有効性が認められている抗がん剤は
あと1種類らしく。
それがダメだったら・・・治療できないの?
一応他の抗がん剤で治療はしていけるけど、
胃癌に有効性が認められているものじゃないから、
効きはすっごく悪くなるみたい。
なんだか、もう八方塞がりな感じ。
でもね、1つだけ望みが。
さっき書いた丸山ワクチン、
いつもなら「絶対にダメ」という主治医が、
今回だけは言葉を濁すように
「わからないけど、やるなら2日に1回の治療だから、
近所の病院でやってくれる所を探した方がいいよ」
と言われました。
漢方だって、プロポリスだって、ビワ療法だって、
とにかく少しでもダメな要素があれば
「絶対にダメ」という主治医が、
初めてダメと言わなかった治療法。
もしかしたら、少しは望みがあるのかな・・・。
それとも、こちらの切実な想いが伝わって、
納得するなら・・・と思って、言葉を濁した形で容認したのかな。
ダンナっちに話したら、俺はココで死ぬわけにはいかないんだ、
医者が余命だとか、延命治療だとか言ってるなら、
俺一人で攻めの治療をする!
とか言ってる。
1年8ヶ月、抗がん剤治療を続けてきたけど、
ダンナっちの考えを尊重して、
治療法を変える時期にきているのだろうか・・・。
まだまだ、のどかの迷走は続きそうです。