先日知人の息子さんが亡くなり、
今夜はお通夜に参列してきました。
その知人(ママさん)は、昨年ダンナっちの癌が見つかった時、
すぐにかけつけてくれて、励ましてくれた人。
今まで数回面識がある程度だったのに、
励ましてくれて、親身に話を聞いてくれる人でした。
小さくて笑顔がかわいらしくて、明るくて・・・。
だから、私は彼女の息子さんが闘病していたなんて
全然気が付かなかったんです。
先日共通の友人から連絡があり。
息子さんの訃報を知りました。
筋ジストロフィーという病気。
私の少ない知識では、筋肉が徐々に衰えていって、
最期は心臓の筋肉も衰え、死を迎える病気です。
享年15歳。
あまりにも早すぎる死でした。
祭壇前、焼香をさせていただいてるとき、
ママさんをお見かけしました。
気丈にも涙を見せずに、
弔問客に挨拶をしていました。
もともと小さかった彼女、
もっと小さくなっていました。
私は彼女の大変さを知る事もなく、
励ましてもらうだけ励ましてもらって、
支える事ができませんでした。
もう遅いかもしれませんが、
少しでも会える機会があったら、
話をして、彼女の心を軽くすることができたらと思います。
祭壇前の彼の写真は、とても明るい笑顔でした。
寒い風が吹く中、葬儀場に向かう車が何メートルにも連なっていて、
彼の同級生であろう子供達もたくさん来てました。
きっとみんなにたくさん愛されてきたんですね。
今までの闘病、ツライこともたくさんあったと思います。
15歳という若さでこの世を去るには、
まだまだやりたいことがいっぱいあったと思います。
彼が頑張って闘病してきた、
その勇気と努力、きっとこれからのご両親の生きる力になると思います。
そして今様々な病と闘っている人に
勇気を与えてくれていると思います。
今までお疲れ様でした。
どうか残された家族の幸せを、お空から見守ってくださいね。