RO1.0ストックコンバット編/フュージョンスリムFタイヤ使用解説 | Yokomo Product Information

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皆さんこんにちは!いよいよ師走で忙しいとはおもいますが、つくばRCアリーナでは年末最後のオフロードラウンドレースが開催されます。今回ニューコースでの初めてのレース。どんなドラマが起きるか今から楽しみです♪

 

今年はRO1.0/SO2.0/MO2.0、そして間もなくYZ-870Cの発売とヨコモはオフロードラッシュで、ファンの方には刺激的な一年になったかとおもいます。

 

さて今回はRO1.0でここまでできるの?というお話

 

 

少し前になりますが毎年行われているダートのビッグイベント、西のオフロードの聖地RC Maniax ARENAにてストックコンバット開催されました。

 

ストックコンバットとは、東チャンプRCスタジアム、西RC Maniax ARENAにて毎年2WDストック17.5/4WDストック13.5でストックの王者を決めるという国内オフロードストック最高峰のイベントです。

 

自分も数年ぶりのバギーレースを東のストックコンバットに出場という暴挙で撃沈という…

その時の記事はこちらスーパーオフロード SO1.0①

 

 

RC Maniax ARENAは綺麗に敷かれたカーペットにバンク、立体交差、コンビネーションジャンプにテーブルトップと、通える圏内であれば毎週練習にいくこと間違いなしのオフロードの魅力がたっぷり詰まったレイアウト。

 

グリップも絶妙でハイサイド起き辛く走りやすい路面。

 

そこでのビッグイベント・ストックコンバットでなんとRO1.0がAメインに残るという結果が!

 

 

ドライバーはヨコモ・吉岡大輔。一線を離れほとんどRCを走らせていない環境のなかでこの結果は、もちろん腕もありますが、クルマがレースカーとして成立していなければ、手練れが揃ったストックコンバットでのAメインは無理。

 

そしてそれがRO1.0というのだから驚きです。ホントに?という声は多いと思いますので、深堀していきたいとおもいます。

 

 

外観はハイグリップな路面に合わせ、低重心なSO2.0の軽量ボディ搭載。ウイングはキット標準のごくらくウイング。

 

ダンパーはスプリングからオイルに至るまで完全ノーマルで車高を調整したのみ。

 

 

プラパーツはハイグリップ路面に合わせ、Fロアアームのみカーボングラファイト製が装着されています。

 

 

ESCはストック、モディファイで抜群の信頼性とフィーリングのRPX3。熱にも強く、ハイギヤードにも十分応えられる耐久性。

 

目立ったオプションパーツはアルミステアリングセット、Z2-201SBSそしてアルミサーボホーン、Z2-20423Aのみ。

 

グラファイトのサスアームとの組み合わせにより、ハンドリングの向上と耐久性を目的とした最低限のオプション投入のみ。

 

 

ファントム ICON V2 スペック エディション 17.5Tを使用。HELIXとの使い分けはよりトルクフルな部分を求めた結果。

 

スパー80T/ピニオン28Tのノーマル。デフオイルも標準。

 

 

今回は進角は40度。過度な負荷を掛けなくても十分なパワーを発揮。直線が長いコースだと3度~5度を+します。

 

 

厚手のバッテリー4600を使う為、バッテリープレートポストには5㎜ほどのカラーを追加。

 

全体的にノーマルにしか見えません。吉岡選手曰く、全然詰めてないのでセットを追い込めばまだまだ伸びしろがあるとのこと。

 

 

ビッグレースはハイエンドのみが戦うと思われてる方が多いかもしれませんが、エントリーモデルでも結果が残せるというのは夢がありますね♪

 

 

続いて今回新製品のカーペットタイヤをご紹介します。

 

YAU-6901フュージョンスリム1/10イエロー2WD フロント タイヤ

YAU-6667A2WD フロント インナーハード

現在つくばRCアリーナを中心としたカーペットコースでは2wdにおいても4wd用のFタイヤ・カクタスフュージョンYAU-6855を使用しています。

 

ミスマッチ的なそういった背景を解消する為かどうかはわかりませんが、2WD専用タイヤとしてフュージョンスリムが登場しました。

 

まずは使い方から。基本同時発売のハードインナーを使用することでコーナーのFの転がり、レスポンス、タイムとも従来使われた6855より優れた結果がでています。

 

つまり、よりレーシングタイヤとしてブラッシュアップされたもの。

 

インナー無ではあまりいいところがでにくく、インナーはマスト。

 

今後データが蓄積された場合この限りではありませんが、通常はノーマルでの貼り方で十分なパフォーマンスが発揮できます。

 

 

更に上の使い方としてはまだデータが揃ってはいませんが、ベタ張りでショルダーのヨレを無くしたパターン。

 

よりレスポンスを上げ、Fでの曲がりを特化させる使いかたになりますが、グルーでの逃がし方や調整など難しくしてしまう側面もあるのでエキスパート仕様といえます。

 

 

Fタイヤに関しては操縦性に直結する為、ビギナーや慣れない方は基本従来のSTがダルなするの6855を選んで頂いた方がラクにドライブ出来ます。

 

まずはフュージョンスリムをスタンダードで組み、難しいと感じたら普通にカクタスフュージョンに戻すのもありかとおもいます。

 

タイムを狙ってフュージョンスリム、5分帰ってくるのがラクなのを狙いカクタスフュージョンという考え方もありですね。

 

路面、スキル、レイアウト、クルマのバランス、色々考慮しながら選んでいきましょう。