https://en.wikipedia.org/wiki/Circadian_rhythm
上記の絵はウィキさんからもらってきたモノで、サーカディアンリズム、体内時計のだいたいを示したもの。
何時に眠くなるとか、寝づらくなるってのは、だいたい似たような物らしいんですが、仕事や生活リズムで全然ちゃいますからね。これだけは自身にあったものを適切に選択するしかないと思います。
もうすぐ東京オープンで、ボディビルシーズン到来ですから、有名な鈴木雅さんや大澤直子さんのセミナーを、ありがたいことに無料でGG本八幡で拝聴して参りましたが・・・
難しいのは、こういう一流選手が実行してることを、どの程度まで自分に実際に当てはめるか?ですよね。
きちんとしたコーチなら、自身の経験値と相手の実際を考慮しながらアドバイスをするけど、よく分かってない人にぶち当たっちゃうと、「本で読んだこと」「人から聞いたこと」をあんまり考えないで勧めるから怖いとこです。
特に、トレーナーとかコーチ業についてる方の話は、昔っから沢山運動やってて、中学・高校から野球やってたとか、インターハイに普通に出てた人が多いから、、、
アタシみたいにずっと図書室にこもって本読んでた帰宅部員は200倍ぐらいに薄めて飲まないとお腹クダすバカリでございます。
はい、保健室に駆け込むとかはしなかったですが、ずっと図書室にこもって本読んでるか、体育の時間、運動会の日は、生理だの風邪引いただの嘘ついてサボってました。
だから、未だに泳げないし、逆上がりもできません。
跳び箱も大嫌い (´;ω;`)
でも、その辺が配慮できる方はちゃんといるし、コーチ業が長い方は色んなタイプを見知ってるから、やっぱりお話は聞いた方がいいですよ。
ただ、難しいのはセミナーとか大勢に向けて話す時は対象が曖昧だから、大雑把になるのは仕方なくて・・・
そこで聞いた話を真面目にやり始めたら、そりゃね、無理があります。
長くからお友達のベジ料理・ベジケーキ屋さんのふくろうさんが面白いことを書いてて・・・
水を飲む自体は大事なことなんですが、2リットルってのはだいたいの目安で、わざわざ1リットルのペットボトルを二本買って涙流しながら飲む必要はまったく無くて・・・
普通に食べるご飯やお味噌汁の水分とかも含めていいし。
ワタシ的に一番納得が行くガイドラインは「コップ半分のお水をコマメに飲む」って、最近流行りのシリコンバレー式ダイエットのディブ・アスプレーの説明です。
無理して沢山飲むより、喉が乾くちょと前にコップ半分、トイレに行ったらコップ一杯を一日何回かで十分じゃないでしょうか?
運動を沢山してる人は気をつけて多めに取った方がいいけど、お水を沢山飲むって意外に練習必要なんですよ。
たいして運動してないし、ちょっと浮腫んで太り気味の人が水だけ急に飲みだしたら、逆に具合悪くなるからお気をつけくださいませ。
お水が沢山飲めるようになったぐらいで、意外に筋トレも重量が持てるようになってる感じで、ジツは練習がいるみたいです。
昔気になって多々調べたんですが、どーも「お水を沢山飲むと痩せる」って説はミネラルウォーターが日本国内で販売されたあたりに広まった感じです。
良いお水がある日本でわざわざフランスのミネラルウォーターを売るために、「パリコレのモデルは・・・」ってセリフが登場したっぽいです。
や、お水を飲む自体は大事なんですが、水飲んだら痩せるとか、バナナ食べたら痩せるってのは、どーも怪しいから気をつけないとね(笑)
扱ってるトピックは高頻度・低頻度トレでまったく違う話なんですが、有名な三土手大介さんが面白い書き方されてて・・・
食事で例えると大食い選手権に出ている人達の食事量といえばわかりやすいでしょうか。
要するにふるいにかけられて生き残った人々なのです。
飲む水の量も、睡眠時間も、食事も、トレーニング内容の組み方も、その辺のおぢちゃん・おばちゃんと、一流選手と一緒のハズないんですよね。
1時間でホットドック200本食べられる訳ない!って言われたら案外ストンと腹に落ちるのに、どーも一日4時間の睡眠でも平気だの一日2リットル飲もうとかは「ワタシもやらないとなぁ」みたいな気持ちになっちゃうのよね・・・
無理よ無理 (-_-)
で、睡眠時間も・・・
何時間寝れば十分みたいなガイドラインはあるようで無いですね。デイブさんは6時間半って言ってるけど、それも仕事やライフスタイルで変わるモンだし・・・
デイブさん曰くは「23時~2時までの「寝つきにくい時間帯」に寝ない」だそうなんですが・・・
ワタシはこの時間以降の2時~3時頃に寝ると、翌日6時には起きないとダメだから3-4時間しか睡眠が取れなくて、、、
その日は大丈夫でも、絶対翌日か翌々日にオカシクなるんで無理にでも24時か25時の間に寝てます。
コルチゾールのセカンドウインド、なんだか元気になっちゃう23時-26時が来る前の、ボーっとするタイミングになるべく布団にはいるようにしてます。
セカンドウインドの時間にはいっても横になってジットしてるだけでもカラダは休まるから、なるたけ時間通りに布団には入った方がいいかと。
・眠れなければ横になれ!
— Yoshinori Yamamoto (@claymoreberserk) 2016年4月3日
横になることで、内臓への血流は立っているときの2~3倍になる。血流が増えれば栄養素や免疫物質の運搬も高まり、消化も促進され、疲労物質の除去も効率的となる。
病気になったときは「絶対安静」と言われるが、絶対安静とはこれを目的にしているのだ。
やまもと筋肉☆博士こそスポーツ天才の典型だから、アドバイスは5割ぐらいでと思われるかもしれませんけど・・・
筋肉☆博士はジツは普通のサラリーマン経験もあって、相手に合った適切なアドバイスができる珍しいトレーナーで、色んなレベルのトレーニーも知ってるし・・・
これは試した方がいいです。確かにセカンドウインドタイムにはいっちゃうと、目が覚めて全然眠れないし、諦めて2時以降に寝ても意外にカラダは休まってますが、睡眠時間が短いのがつづくと、ある日突然パタッと倒れますから、気をつけた方がいいです。
意外ですが、中野の小沼御大も同じことを言ってたのよね。筋肉痛でカラダ中が痛くて眠れなくても、横になってジットしてるだけでも休まる!って・・・
ま、あとは自分のペースと、仕事のリズム、生活のリズムに合わせて工夫ですよね。
今のうちはまだまだワタシも布団にはいったらストンと眠れますが、ダイエットが進んで体脂肪率が10%台が続くようになって、毎日日焼けするようになったら、カラダが疲れすぎて、逆に全く眠れなくなるんですよね。
別に何も無いのに急に泣き出したり、何してるか分からなくなるとか、、、ワタシだけですかね?
そのアタリも、皆がそうなのか、ワタシだけがそうなのか、ずっと運動やってきてる人は平気なのか、なんとも未だに分かりません。
それくらいの頃は、見た目はバキバキバリバリ真っ黒だからすごい元気そうなので「調子いいねぇ!」とか状況を知らない人はバンと背中叩いたりするんですが、勘弁して欲しいとこです。
このアタリも、人でまったく異なる部分ですから、自分の経験値だけで言ってるのか、色々なデータやトレーニーを見た上での発言なのかは、気をつけてきかないとね。
でまた、10代から運動してる人と、40-50代からメタボ対策でトレ始めた人とじゃ全く違うし・・・
また今年なりに色々工夫をしなきゃいけないとこですが、フードファイトで一時間200本ホットドッグ食べる人達と一緒のラインに立とうとは思っちゃいけないなぁと・・・
きんにく☆博士のアドバイスも信頼できると思ってましたが、パワーの天才の三土手さんがなんとも大人な発言をされて、ちょと驚きました。でも、色んなトレーニーを見て、相手の事情を考慮してって、経験値と思いやりからなんでしょうね。
トレーニングは楽しいですが、ほんと自分なりのハッキングというか、カスタマイズが必要な作業です。
ま、そのハッキングというか、カスタマイズのプロセスが楽しいんですが、そこで誰の意見をどう聞くかは、すんごい大切なんですよねぇ・・・