嫉妬なるもの・・・/2016年2月14日 | コーヒーとボディビルの日々

コーヒーとボディビルの日々

ワイルドバービーちゃんを目指して、ひたすら乙女の筋トレ道に邁進するオバサンの日記です(;・∀・)





アヒルのカトちゃんです。カトリイヌの略。良い歳の大人が今更おもちゃを?でしょうが、色々イライラがタマッタ時は、可愛い物を買い漁ったり、ちょっと美味しい物を食べたりってのは意外に大事で・・・

でも、競技スポーツをやってると食べ歩きや飲み歩き系の気晴らしは体調・体重に響くから、最近は年甲斐とか気にしないで、超可愛い物をめでて気分転換することにしました。

馬鹿馬鹿しいでしょうが、意外に効きますよ。で、最近可愛い髪飾りをいただいて,
カトちゃんにつけたらより可愛らしさがパワーアップしました。チープに楽しめて最高です。

で、「嫉妬なるもの」・・・

昔、別のサイトで色々書いてた時にまとめたんですが、もう一度書いてみようと思います。

http://www.afpbb.com/articles/-/3076788
モーツアルトとサリエリ、ライバル二人の共同作曲作品発見

いつも色々と教えていただいてる山本きんにく☆博士が面白い話題のリンクをFBでシェアされていて・・・

昔映画の「アマデウス」を見たことある人は、サリエリは同じ時代の有名作曲家だったけど、モーツアルトの才能に嫉妬するあまり、色々いぢわるをして死に至らしめる原因を作った人物としてご存知かと・・・

まぁ、どこまで真実の話かは別として、自分がトンデモなく頑張っていることで、信じられないような才能の若手が登場したら、それはそれはとても苦しむだろうと思います。

ただ、ワタシ個人は嫉妬そのものは悪い感情とは思わないんですよ。

自分が頑張りきれない歯がゆさとか、足りない部分にたいしての焦れったさなワケで、自身の中で克服するための起爆剤になるから、むしろ良い物かなぁと。

困るのは、自身の中で自身を昇華させるように動くのではなくて、相手を攻撃し始めたらね・・・そりゃ病気です。

ただ、そういう感情に一度も苦しんだことがない人って・・・どうかなぁ・・・どうなんだろ。
「あぁ、自分はどうしたらいいんだろ?」って悩むのは大事なことだと思うのですが・・・

すっごーい昔の話ですが、ワタシが女子大生という生物だった時に・・・

もー死にたくなるぐらい、嫉妬と悔しさにまみれたことがあります。眠れない、ご飯も食べられない、何も考えられないってくらいに・・・

色んな事情がありまして、人より三年遅れて大学に入りまして、フランス文学とフランス語を選考してました。英語はもうその時には一通り話せるようになってたし、仏語をパリッと勉強して、次のステップに。。。ぐらいの気持ちでおりまして。語学だけは、まぁまぁな方だったのです。

ただ、オウチにはお金無いし、働きながら通うしか無くて、最初は夜学ではいって、二年目から昼間の学部に転入し。とういか、普通に働くより、家庭教師だのをやりつつの方が全然収入いいし、夜より昼の学部の方がイイって判断もして・・・

昼間の方に移っても全然負ける気しなかったし・・・意外に真面目に勉強はしてたのですよ。

トトロが・・・

びーっくりするぐらい仏語が上手い人が急に現れたのよね、それもすごい美人。
英語もモチロンばりばりで・・・

週一の仏語会話の授業と、仏購読の授業で一緒だったのですが、段違い平行棒の世界で、おかしくなりそうになりました。

たまに彼女がいない時に、会話の先生と話してたら「まるでベルリンの天使にでてくる天使みたいな不思議なキャラの女性だよねぇ」と仏人の先生も驚く完璧さなんですよね・・・

もー、あたまオカシクなりそうになって、必死で勉強したんですが、追いつくとかのレベルで話ではありませんで・・・

こっちが夜も眠れずひしこいてるのに、彼女はすごい美人だから校内でも男性を山程引き連れて歩いてて、なんとも華やかで、楽しそうで・・・ 

まさにモーツアルトを眺めてるサリエリの心境で・・・

嫉妬のあまりアタマのネジがスコンと抜け落ちそうになったくらいのアタリで・・・

彼女、急に学校に来なくなったんですよ。

で、仏語会話の先生に聞いてみたところ・・・

お父さんが大使館員、お母さんがNHK海外放送の仏語同時通訳。米国の高校を飛び級で卒業して、とりあえず早○田に来てみたけれど・・・

あまりにレベルが低いし、自分の勉強したいことが勉強できないから、ジョージ・ルーカスが通ったニューヨークの大学に再入学したそう。いくつか監督作品も発表したのかな。

最近名前を聞かなくなりましたけど、向こうで頑張っていらっしゃるんでしょう・・・

「先にそれ教えてよ」って思ったけど、もー絶対敵わないレベルの人がいるんだって知ったのは、絶望も味わいましたが、「スッパリあきらめる」っても学習したので、いい経験でした。

真っ最中は地獄でしたけどね。や、相手を攻撃したって何の解決にもならないし、攻撃しようにもレベル違うし。夜中に自分の不甲斐なさを味わって、喉をかきむしるぐらい・・・

「もー、どーでもいいや」って気持ちの整理がついたところで、向こうがパッと消えてしまったので、なんか拍子抜けでした。

ってか、ライバルとかのレベルにもなってなかったから(笑)

あきらめるってのは苦い感情ですが、ホントに敵わなかったら、どこかで線ひかないと行けないしですからね。

無責任に「頑張れ、頑張れ」ってのは現実を知らない人だと思います。

でも、それでも頑張ればソノ人なりに到達できるレベルがあるし、結局今はなんの役に立ってないけど、仏語も英語も一通り読み書きできて、真面目に勉強して良かったなと思ってます。

でまた、死ぬほど勉強したし、頑張ったけど、「敵わない相手がいる」ってのをシミジミ実感したのも良かったなと。

負けるってのは決して楽しい物じゃないけど、負けても負けてもどうにかしようって思う気持ちが無いと、現状維持すらも意外に難しいんですよね。

別に素晴らしい結果にいたらなくても、ちゃんと朝起きて、仕事して、毎日普通に過ごすってだけでも、ホントはすごい大変でして。

とりあえず普通にしっかり過ごしていけるよう、毎日ちょこちょこ勉強したり、トレーニングしたりって感じです。

まぁ、それ以上を考えたりもしますが、その辺の事務員がタマに練習してる程度ですから、ボチボチですし、趣味程度ですし・・・ 色々思うことはココロに秘めておきます。

「色々あるけど、じゃー自分なりにどうしようか?」って考えられるのが大事かなと・・・

良くも悪くも、歳取ってるヒマないっすよ。今は今の状況で頑張らないと・・・

楽しいですね ( ^ω^)