http://scoobysworkshop.com/weight-control-over-holidays/
珍しくスクービーお師匠様がemotion controlと言うか、「キモチの持ち方」的なお話をしてて、ホホーっと思いました。
年末年始はどこの国もお祝い事や行事で食べる機会が増えて、皆さん太りやすいですよね。せっかくのクリスマスやお正月ぐらいはキッチリ食べたいだろうし、忘年会や新年会の付き合いもあるし・・・
美味しい食べ物を目の前にして、大勢のお友達やお客様を前にして、「ワタシはダイエットをしてるから」なんてシラけるセリフは言い難いし・・・
人の目が気になる日本人としては、KYなんてキーワードもあるし・・・
だからと言ってズンドコ食べたら、後で大後悔するだけだし・・・
で、すごく簡単なティップスを・・・
1. 食事会の15分ぐらい前までに16オンス、500mlぐらいのお水を飲みましょう。って、日本人で500mlを一気飲みできる人は少ないと思うので、普段使ってるコップより少し大きいサイズのコップでお水を二杯ぐらい飲んでおきましょう。一気飲みする必要はないです、食事会の15分前には飲み切る感じで、ちょびちょび飲み始めてください。
出来ればお水はたくさん飲めた方がいいんですが、意外にコレって練習が要るんですよ。また機会を改めて紹介します。
2.食事内容は、二回に分けて楽しむ感じで。最初は、テーブルに並んでる品を、それぞれ少しずつお皿に取って、ひと通り楽しんでみてください。沢山は量を取らず、ちょびっとずつ全部を味見して、楽しんでください。
3.最初のお皿を食べきったら、すぐに次の分を取りにいかず、15分ぐらい、周りとの会話を楽しみましょう。お客様との忘年会だったら、気になるビジネスの様子を聞くでも良いし、ご家族との食事だったら、お子さんの学校の様子とか、気になってる話題を振って、会話を楽しむと。あっという間に15分過ぎるだろうし、お話するのは楽しいですもんね。で、15分経ったら、二皿目を食べると。お話と一皿目で十分お腹一杯になってるはず。
4.新しい習慣を身につける機会にしましょう。お食事会が終わったら、みんなで軽く散歩に出るか、帰り道ひと駅ふた駅歩く習慣を見につけてみては。日本人の食事会はお酒がつきものだから、なかなか散歩は難しいかもしれないけど、豪華な食事を取った翌日は、家でゲームより、軽く近所の公園まで歩くとかね。
大晦日や元日の食事を楽しんだ後に初詣って、すごく良い習慣なんでしょうね。。。
で、食べ過ぎた後に多少運動をした程度では、ホントはカロリー相殺はできませんが・・・
大事なのは、「キモチの仕切り直し」なんですよ。
ありがちなのが、「もう食べ過ぎたんだし、いいや、適当で」って開き直りモードになること。または「食べ過ぎたアタシ、なんて駄目人間」とか、不要な落ち込みモードになること。
開き直りも、不要な落ち込みも、真面目にダイエットに取り組む人が落ち込みやすいワナで・・・
ホントはたいしたことない量の食事だったのに、一週間前の忘年会を理由に、ドーナツのヤケ食いをする人とか、意外にいるでしょ?
キモチは分かるけど、どっかでリセットボタンを押さないと、またその「ドーナツのヤケ食い」が次の「ラーメンのヤケ食い」につながるから・・・
このアタリの人間の心境がヤヤこしいトコロですよね。
真面目な人ほど、ちょっとした理由で暴食、後悔のあまりヤケ食い、更に太って自己嫌悪に陥ってヤケ食い・・・
まぁ、アタシも同じサイクルに落ち込んだことは多々あるから、アンマシ人のことは言えません。
だから、ちょっとしたティップスを使って、不必要な自己嫌悪や落ち込みを防ぐのが大事かなと。水を飲むとか、食べる量を事前に考えておくとか、食べ終わった後もコミュニケーションしながら散歩するとか、切り替えのキッカケを持つと・・・
要は「キモチの持ち方」の問題なんですよね。
普段から健康管理に気を配ってる方、フィットネスを大事して過ごしている方は、たまの付き合いで暴飲暴食をすることになっても、2-3日で取り戻せるし。たまの贅沢はむしろ代謝を高めて、サクッと体重が落ちることあるし・・・
ってか、適当に気分転換をしつつ、普段のフィットネスのペースは落とさないってのが大事かなと・・・
たぶん、細かい食事管理や、キツイ運動より、こういう「キモチの持ち方」というか、感情のコントロールの方が、ホントはダイエットには大事な気がします。
食欲って、理性よりも、感情に左右されるシナなんでしょうなぁ。イライラしても食べ過ぎる、悲しくても食べ過ぎる、嬉しくても食べ過ぎる。
プラス・マイナスの方向のドッチにしても、感情の過度な高まりが、異常な食欲増加や減退を生むでしょう・・・
だから、アンマシ真面目に考えこむとか、興奮するよりかは、なるべく普通に過ごす、ちょっとずつ良い習慣を増やすってのが、大事なのかな・・・
「んなもん、当たり前だろうが」って声が聞こえそうだけど、「ワタシってなんて駄目な人間なんだろ」って言いながらドーナツもりもり食べる人を多々見知ってるから、これはいつもいつも考えてる課題です。
どーやったら、キモチの重荷を下ろせるのだろう、感情の過度な反応と食欲を切り離せるかしらって・・・
ココロ優しい人ほど、過度な感情の反応と、自傷行為ってつながってるから、難しいとこです。
DIFFERENT LOOK AT FOOD ADDICTION + MORE CHALLENGE INFO
スクービーお師匠様はお仕事がコンピュータエンジニアで、極めて数学チックマインドな人なので、こういう感情の処理は、上記のような合理的な方法論で整理するのが好きみたいなんですが・・・
ワタシがもう一人気にいってるダイエットコンサルタントのリー・ピールって女性は、ちょっと違ったアプローチをしてます。
エクサや食事のアドバイスもしてくれるのですが、「キモチの持ち方」に焦点を当てたコンサルが得意なようで・・・
たぶん摂食障害やヤケ食いが止まらない人は、スクービーお師匠様よりリーさんの方が合ってるかもしれない。残念ながら米国人だから日本語じゃ相談できないのよね。日本人でこういうサービスを提供する人が現れるといいんだけど・・・
日本人でも「キモチの持ち方」からアプローチする人はいるんだけど、ワタシが見るかぎりは、なんか宗教色が濃いと言うか、教祖様願望が激しい人が多いんで、チョト駄目。もっと合理的に感情の整理を教えることって出来ないのかしら・・・
で、上記のリンクでは「Food Addiction」「食べ物依存」の話を多々語っていて面白いんですが・・・
英語が分かる方はぜひポッドキャストを聞いてみてください。50分ほどで長いんだけど、iPodにダウンロードしてウォーキングしながら聞いてみたらチョド良いかも。
すごく乱暴なまとめ方をすると、「食べ物依存」や「過食」に悩んでる方は、必要に応じてお医者さんの力を借りるべきだけど、、、
まずはキモチの整理からって、当たり前なアプローチの話をしてます。
で、この人のやり方の面白いところは・・・
ダイエットってだけに煮詰まらないで、広い世界を見ましょうやってとこ。
「キモチの仕切り直し」の一端として、ボランティア活動に参加してみましょうとかね。で、実際に彼女のコンサルを受けてるお客さんに、「カラダに悪い食べ物を減らす」とか「一日一回何かの運動をする」とかに合わせて「ボランティア活動」の指導をしてるんだよね。
で、別にワタシのコンサルを受けなくても、自分で何か適切なボランティア活動を見つけて試して欲しいって。
今のワタシは正直余裕が無いのでボランティア活動とかは無理なんですが、自分一人で煮詰まるより、全然違う視点で活動するってのは良いことと思います。
ボランティア活動って、やってみると何ともストレスフルな部分が有るのですが、なかなか強烈なキモチの切り替え効果が有ってよいかと・・・
ってか、ワタシの何とかレッスンを受けて悩み解消!とか言うせこいトレーナーと、全然視点が違ってていいなぁと思ったわけ。こういう人ほど、ほんとはクライアントの依存体質を直すツモリがマーッタク無いから危険なのよ。
なんかのキッカケが無いと行動しない、モチベーションが無いと動けないってのは、なんとも困ったこっちゃし・・・
「楽しくてワクワクするトレーニング」とかより、ワタシは「キモチの切り替えを喚起するトレーニング」してくださる方を選びたいです。
朝のウォーキング。1時間8.9kmでまぁまぁのペースかと。しかし、すっかり寒くなりましたねぇ。今日は筋トレはお休みです。
深い意味はないけど背中の写真。チビなのに足が太くなってきたので、ピカチューみたいになってきたぞ、ケケケ♪