最近は仕事が忙しくてレッスンやピアノ練習も殆どできていないので、今日はいつもとちょっと違う視点からピアノ演奏について書いてみたいと思います。
披露宴と言えば新郎新婦の友人による余興が付きものですが、今までに何回かピアノを演奏させてもらったことがあります。
「めぐり逢い」「ハナミズキ」「虹の向こうに」などを弾いてきました。
ピアノ教室の先生に相談すると、みんな知っていて結婚式向けの曲を勧めてくださいます。
ただ、普段の演奏会と違うのは、失敗が許されないことです。
しかも、大抵の場合、演奏を依頼されるのは3ヶ月前とか、結構ギリギリですし、下手に同じ曲を使い回すと「いつも同じじゃないか」と無言のまま突っ込まれる原因にもなります。
…が、一番困るのは、お酒に酔った状態での演奏になることです
鍵盤の感覚がいつもと違いますし、「こんなリズムだったっけか?」と違和感があり、焦ることになります。
そのため、家で練習する時もビールとワインを飲んでチャンポン状態で練習することもありました
決してお酒が好きなわけでなく、むしろ直ぐ赤くなる方ですが
何が好きでそんな場面でピアノを演奏するんだという話もありますが、1回披露すると、「こっちでもやってくれよ」という話になります。
若い頃の披露宴によくありそうなショッカーが登場する余興もいいのですが、ちょっと大人びたジャズピアノも雰囲気がとても良いです
そう…披露宴でのピアノ演奏は大抵の場合、好評なのであります
しかも演奏する喜びも味わえるという(9割は緊張感ですが)。
ちなみに私達の披露宴では、リストの「献呈」を披露していただきました。
めちゃくちゃ練習されたそうですし、本番は途轍もないほど緊張されていました。
持ちつ持たれつ、ピアノ演奏を楽しんでいくのも素晴らしいと思いました。
ではまた