“IRIE”
私の旧姓です。
読めますよね??
“入江(イリエ)”
コレ、英語圏に行くと、誰もそう呼んでくれないんです…
英語では、下の名前で呼び合うのが日常。
なので、自分の苗字(family name)が“おかしなこと”になっているのに、しばらく気づきませんでした。
発覚のきっかけは、シドニーの眼科を受診したとき。
待合室に入ると、かなりの混雑。
雑誌をめくりながら、待つこと1時間以上。ここで「あれ??」と、あることに気づきました。
“私より、あとから来た人が先に呼ばれてる!”
治療内容で前後することもあるかも…と、しばらく様子をうかがっていましたが。
やっぱり、飛ばされてる!
外国人は後回し⁈まさかね…
受付に行き、聞いてみました。
私:「あのー、かなり前から待っているんですけど、呼ばれないんです」
受付:「お名前は?」
私:「イリエです」
受付:「(リストを見て)イリエなんて名前ない。スペル、間違えてない??(明らかに英語が出来ない困った人扱い)」
私:「自分の名前だから、スペル間違えませんけど」
受付:「やっぱりないのよ!ほら!(リストを突き出してくる)」
私:「…。あのー、ここにちゃんとあるんですけど~…」
受付:「どれっ?コレ?!…あぁ~、何度呼んでも来なかった人だ!」
私:「いいえ。一度も呼ばれてません」
ここでついに、衝撃の自分の英語版苗字を耳にすることに
受付:「絶対呼んだ“アイリー”は何度も呼んだ
」
私:「……(アイリーって誰??)」
そう言えば…
受付嬢は苛立たしそうに「アイリーは⁈アイリーはどこ行った⁈」と、何度も叫んでいた。
その度に待合室は“アイリー、早く行けよっ”という雰囲気になっていました
そう、この謎の“アイリー”は私だったのです
以後も、名字で呼ばれるときには必ず“アイリー”になっていました。
最初の頃は「イリエです」と訂正して歩いていましたが、だんだん面倒になり…
「アイリーさん?」「ハーイ」と笑顔で返事できるようになりました。
どうしてこんなことに??
英語では、“語尾のeは発音しない”というルールがあります。
例えば、take、five、gameなど。
そしてその場合、前にある母音aeiouは名前読みする(エイ、イー、アイ、オウ、ユー)というような音に変化するケースが大多数。
これを「silent eの法則」と言います。
マスターするとリーディングが上達します
さらに、英語でここまで母音の羅列が続く名前は、ほぼ皆無(IRIEで子音はRのみ)。
こんな偶然が重なり、私の苗字は“アイリー”になりました。
入江の他にも、以下の苗字の方は要注意!
ABE→“エイブ”さんに
IKEDA→“アイキーダ”さんに
INAGE→“アイネージュ”さんに
日本全国の“入江さん”
英語圏に行かれるときは、必ず思い出してください。
あなたは“イリエ”ではなく、“アイリー”です
※“アイリー”には、「明るい、幸せな」という意味があるそうです。
「よし!」としましょう
昨夜のアスリートご飯
牛ハラミ 焼肉丼
(実はホルモン!ハラミに含まれるカリウムは体内の塩分量を調整してくれます。特に暑い時期には、大量の汗で体内のナトリウムの量も失われがちなので、意識して摂取)
具だくさん中華スープ
(白菜はビタミンCが破壊されないよう、加熱はシャキシャキが残る程度に)
トマトのサラダ
(旬の野菜は栄養価が高い!)
今日も「おしゃべり」にお付き合いいただき、ありがとうございました。
”今日の八兵衛”