4月から、とうとう受験生になった長女
「塾には行きたくない!」と言い続け、ここまで来ました。
(多くの友達が塾に通う中、そのスタンスを保ち続けるのは意外と難しい)
塾に通っていなくても、とても優秀なお友達もいたりするので、
「やっぱり、塾に行ったからって勉強ができるとは限らない!」と。
ところが…
最後の頼みだった、その優秀な子もとうとう塾に通いだし…
さすがの彼女も「どうしよう。やっぱり自分も行った方がいいのかな…」と少し信念がグラついた模様。
行かないにしても、知らない世界を覗いてみることは、自分の世界感を広げる良いチャンス。
そこで、近くの塾の“無料体験授業”にトライすることに。
夜遅く帰宅した長女に感想を聞いてみると
「やっぱり行きたくない受験まで進研ゼミのチャレンジでやってみる。」
行きたくない理由は決して塾の授業が気に入らなかったわけではありません。
①通塾にかかる時間があるなら、その分、家での学習に当てたい
②学校の授業とかぶる部分が多く、その時間がもったいない
③学校の先生に聞けば、分からないところは教えてくれるので行く意味がない
確かに…
どれも理にかなった結論だったので、親は何も言えず
とはいえ、自分だけ塾に行っていないというのは、やはり焦りもあるようで
「違うところも体験してみようかな~」と言い出しました。
2つほど体験してみて、やはり合わないというなら、覚悟を決めて受験までチャレンジ一本でやらせてみよう!と私も腹をくくりました
小学校6年間お世話になったドラゼミと中学からのチャレンジ
産まれたばかりだと思っていたら…
あっという間に受験生
「えっ?!受験生なのに、塾に行かせないの?!」
と心配の声をいただきますが、実は私の本心は長女は塾に行く必要はないと思っています。
受験勉強自体のメリットはあると思います。
たとえば、自分の意にそぐわないことをやりとげる忍耐力。
多種多様な教科を勉強することで、様々な角度からの思考力がつき、物事を立体的に多方面から考えられるようになる。
これは、今後の複雑な人間関係や仕事の効率において、大きな成果となることは間違いありません。
でも…
あくまでも、私個人の持論ですが…
受験で点数を取る目的だけの勉強(つまり、本人の興味関心の余地が一切入らず、将来につながる有益な要素もないという意味)にどこまで膨大なお金を費やす必要があるのか?という疑問。
国の制度として動かしがたい受験。
なので、全てを拒否することは難しい
問題はその一過性のものにどの程度のお金と時間をかけるべきなのかの判断だと思っています。
もちろん、各家庭によって考え方が違うのは当たり前。
私が出せるのは、模試受験費、長期休みの間の短期講習費、自分で選んだ参考書代くらいかな…と。
短期講習にしても、「知識を増やす」というより、「モチベーションを上げるため」の投資だと考えています。
要は、その子がよりHappyだと感じる選択をすればいいのかなと。
そして、その子に合ったスタイルの勉強方法を認めてあげること。
長女の場合は、たまたま自分で計画を立てて進めることができるタイプなので、↑のように考えました。
それができれば、チャレンジだけでも全然大丈夫
ただ、サボりやの長男は??となると、また全く別の話ですけどね(なるべく塾は行かせないつもりでいますが)
一過性とは言え、国の制度の基準にとうてい達しないというのであれば、より多くのお金と時間を専門家である第三者に支払って、どうにかするしかないのも理解できます。
えらい長男!超珍しい100点!
が…衝撃のメッセージ
「4月がよろしんおねがいします。」
これで最上級学年6年生…
受験は長い人生の短い通過点であって、全てではありません。
大切なのは、受験に振り回されて自分を見失わず、必要なものとそうでないものの選択眼を磨くこと。
受験生の皆さんには、この試練をぜひそんなよいチャンスに変えて欲しいです
長女の塾通い…
行くのか行かないのか。
ここは彼女を信じて、黙って見守ります
今日も「おしゃべり」にお付き合いいただき、ありがとうございました。
”今日の八兵衛”