学年末試験中で、延期となっていた長女のBirthday party
1週間遅れで、ひなまつりと一緒にお祝いしました
駆け抜けていってしまった14年をゆっくり振り返りたくて、フォトムービーを作成してみました。
お調子者の長男に比べ、長女はしっかり者の優等生!というイメージを持たれがちですが、幼い頃は色々と大変なこともありました
正義感が強く、一本気な性格。
特に“ルールを守らない”“弱いものいじめ”という行為が許せなかった
小学校1年生のとき、学校でこんなことがありました。
昼休みに少し遅れて校庭に出ると(なんせ、給食食べるのが遅いっ!) 、お友達のMちゃんが泣いていた
「どうしたの~?」と聞くと、「一輪車を貸してもらえない」とのこと。
一輪車は大人気で台数に限りがあり、時間を決めて交代というルール。
ところが、「もう交代時間だよ」と言いに行っても、いつも「もう少しね~」と言われてしまう。
大人しいMちゃんはとうとう泣き出し、長女にSOS
それを聞いた“THE 正義の味方”は黙っていられなかった。
一輪車を貸さなかった子達のところに行き、「Mちゃんが泣いている!どうしてルールを守らない?」と詰め寄る
結局その子たちは、痛いところを突かれたので、文句を言いながらも渋々と一輪車をMちゃんに渡したそう。
めでたし、めでたし…の訳ないですよね
案の定、そのグループに睨まれ、しばらく辛い思いをしたようです。
“正しいことをする”より、“面倒なことは避けたい”という気持ちが強かった当時の私。
「もう~トラブルに首突っ込まないでほしいわ~
」
なんて思って、話も聞かずに小言ばかり言っていた。
「あなたの言い方が悪かったんじゃないの?」
「人の事には手を出さなくていいの!」
その結果、正しいことをしたのに自分を認めてもらえない…と感じてしまったのでしょうか。
自信をなくしてしまった時期がありました
2年生の時に学校で行われた心理テストでは…
自分は他の人より劣っている→とてもそう思う
自分に自信がない→とてもそう思う
大人は自分を助けてくれる→そう思わない
という箇所にチェックが入っていました
これには先生も驚き、親に見せた方がよいと判断したのでしょう。
呼び出しがかかりました
大人の事情や考え方で自分を否定されてしまった。
ママは守ってくれない。
そう感じていたのだと思います。
実は、私も長女のように何でも正論で突破する正義感の強い性格で苦労してきました
だからこそ「同じ思いはさせたくない!」と良かれと思ってしたことが、傷つける結果となってしまったとは…。
その後は覚悟を決めました
“正しいことを言っている。それなら、とことん味方になろう。言い方や駆け引きは、そのうち年齢が上がれば自然に学んでいくもの。それより、今は長所であるこの部分を伸ばそう”
そんな彼女も14歳。
人との距離感も徐々に掴めるようになり、多少の事は上手に流せるようになりました。
失いかけた自信も取り戻し、正義感の強さは相変わらずですが、それもまた素晴らしい個性
「誰からも嫌われない」
というのは、実はあまり幸せなことではないかもしれません。
それは、自分を消して他人に合わせるという窮屈さにつながります。
そして、「誰からも嫌われない」というのは「好かれもしない」ということです。
何の個性も自分らしさも持ち合わせていない人間を、魅力的だと思う人はいません。
だったら、思い切って自分をさらけ出し、自由に振舞えばいい。
“素敵!”と思ってくれる人もいれば、“何なの⁈”と思う人もいる。
でも、仮面をかぶる窮屈さより、全然いい!
私も直球勝負!しかできない性格
“言い方がキツい”“男みたいで怖い
”と言われ続けてきました。
一方、“裏表がなくていい”“自分が言えなかったことを言ってくれる
”と評価してくれる人も。
そして、こんな人たちとは一生涯の友人になっていく。
ほら、やっぱりこれで良いんです
自分に厳しく、人一倍頑張り屋さん。
曲がったことが大嫌い。
ちょっとキツイ性格ではあるけれど、動物が大好きで殺処分される犬猫の保護ボランティアをしたいと真剣に思っている優しい長女。
私の娘にしては、上出来、上出来
たくさんの学びと気づきをもらった14年間。
まだまだ未熟な母ですが、これからもたくさん勉強させてくださいね。
THE 正義の味方さん、
お誕生日、おめでとう
今日も「おしゃべり」にお付き合いいただき、ありがとうございました。
”今日の八兵衛”