4月になりました
心機一転、新しい出会いがありそうな…
そんなワクワク感満載で、春は私の大好きな季節です(花粉症以外…)
今日から、英語レッスンも新学期。
最初にスタートするのは新低学年さんと年長さんクラス。
来週には体験レッスンの生徒さんも参加される予定で、楽しみにしています
新学期早々、楽しませてもらいました
おススメ教材です↑
今日はイースターにちなんで、ウサギさん
のお話にお付き合いください。
“ウサギとカメ
”のお話、ご存知ですよね?
速いウサギも怠けていれば、歩みの遅いカメに追い越されてしまう。
世界中で広く知られているイソップ童話。
実はこれ、面白いエピソードがあるんです。
このお話を、日本人学生グループがイギリスの大学でプレゼンテーションしたところ、
「意味が分からなかった」「何の話??」と首をひねられてしまったそう。
その理由は…
ウサギ→rabbit
カメ→turtle
と英訳してしまったところにあったんです
えっ??どこかおかしい??
はい。
イギリス人の頭の中で、ウサギは2種類。
いわゆるペット用に飼われるウサギと、一回り大きな野ウサギ。
そう、実はこのストーリーの主人公のウサギさんは野ウサギさんでした。
この野ウサギは英語でrabbitではありません。
hareと言います。
こちらがhareちゃん
rabbitに比べて体も耳も大きい
(画像お借りしました)
そして、カメ。
英語ではTurtleは海ガメを指します。
他にカメっている??
はい、おります。陸ガメってヤツが。
こちらの英語はtortoise
turtleではなく、このtortoiseが野ウサギさんのライバルでした。
やっぱり、全然違う⁈
上:tortoise 下:turtle
(こちらも画像お借りしました)
どっちだっていいじゃん!と思っているあなた!
それぞれの特徴を考えてみるとわかります。
イギリス人は不思議に思っていたのでしょう。
「rabbitってピョンピョン跳ねはするけど、速いかぁ~?それにturtle。海に住んでいるのになぜ山での競争に参加する??」
そこで、“the rabbit and the turtle”を
“the hare and the tortoise”
に言い換えたところ、
「やっぱりね!おかしいと思った。それならわかる!!」
とイギリス人の皆さん、納得がいった模様。
イギリス人にとって、野ウサギhareは生活に密着した動物。
Rabbitとは別物として意識しています。
ところが日本では、このhareをみかけることはほとんどありません。
なのでhareを知らない日本人が「どっちでも同じようなもの」と捉え、意識の違いがあるのも当然ですね。
日本人になじみが深い“海藻”に置き換えてみるとよくわかります。
欧米ではほとんど海藻が食されることはありません。
なので、ワカメもメカブもアオサも、すべてSeaweedという一言で片づけられてしまいます。
欧米では日常生活に使用することがないので、細かく分類する必要性がないからです。
アメリカ人の友人に、味噌汁の出汁について質問されたとき“こんぶ”が伝わらず…。
「seaweedの一種だよ。水につけておくと出汁が出る」
と教えてあげると…
彼女、なんとわかめを買ってきて、せっせと水につけこんでおりました
他にも“通じない動物シリーズ”はいくつかあります。
このネタ、意外と面白いので続きは今度のお楽しみ
新学期
今年度もチャレンジしたいことが満載です
お楽しみに
今日も「おしゃべり」にお付き合いいただき、ありがとうございました。
”今日の八兵衛”