今日、1月14日は愛猫タルトの命日。
死んでしまって、ちょうど一年になります。
わが家に来てから、たった4か月。
生後8か月の短い命でした。
元旦の夜に嘔吐、その後病院に行き、点滴を3回ほど続けましたが治らず
レントゲン写真を撮ってみると…
小さな腸にすっぽりと異物が入ってしまっていました。
切開手術直後の経過は順調でしたが、数日後突然食べ物を受け付けなくなりました。
再度点滴を受けましたが回復せず、再手術を受けることに。
ところが…
麻酔中に嘔吐、その吐しゃ物を喉につまらせ、病院から緊急電話が
なんとか一命はとりとめましたが、手術は延期。
そして、とうとう3度目の手術。
再度切開してみると…
体内で腸内壊疽が始まっていました。
壊死した部分を全て切除、あとは本人の生命力に賭けるだけ…。
ところが、残念ながら夜中に呼吸が止まったと森下先生から電話が
まんまるお目々のタルト
食いしん坊のタルト
どうして、もっと気を付けて飼ってあげられなかったのだろう。
もう会えないと思うと、たまらない気持ちになりました。
また、きっと会えるよね。
最後は、みんな同じところに行くんだから、その時まで待っていてね。
今度会うときはパパもママも年取っちゃってるけど、わかるよね!きっと
一緒に暮らした期間は短かったけど、たくさんの笑いと思い出をありがとう
そして、一週間前の1月7日は…
大学時代の親友、Sくんの命日。
脳出血による、突然の死でした。
ちょうど2年前、Sくんのお母さんからその事実を知らされたとき、頭の中が真っ白になりました。
次に何をしてよいかまったく判断ができなくなり、平日の勤務時間だと知りながら、転勤で兵庫にいるNくんにすぐに電話。
何を話したのかも、全く覚えていません。
卒業しても毎週のように3人でつるんでいました
就職して2年目に行ったグアム旅行
左:Sくん 右:Nくん
ただ脳裏に走馬灯のように次から次へと思い浮かぶのは…
免許取りたてで向かった真夏のビーチや、冬のスキー
に大晦日のカウントダウン。
一緒に苦労した調査のフィールドワーク(最後は徹夜だったよね)
よくたむろしていた裏門近くのパスタ屋さん
なんでも言い合える友達って、年齢を重ねると滅多に巡り合えない。
本当にありがたい存在でした。
私があることでとても凹んでいて、「もうみんなに嫌われても当然」とグズグズしていた時、こう言って叱られました。
「お願いだから、そんな超くだらないことで“嫌われるかも”とか、言わないでくれるっ~?? もしヨッコ(私の学生時代のニックネーム)が殺人犯になっても絶対嫌いになんかなんないから!
逆によっぽどの理由があったんだな、そこまで悩んでいて可哀想だったなって思うよっ!
だから、そんなクソみたいな小さいことでへこむなーっ」
奇跡のように多くの良い友達に恵まれ、今まで色んな言葉に励まされてきましたが、これは間違いなく5本の指に入る思い出深い言葉です。
よく笑い、よくケンカした学生時代。
家庭を持ち、子供も産まれて…(Sくんは独身でしたが)、なかなか会うこともなくなっていました。
ところが最近嬉しいことに、子供たちも大きくなり、集まる機会が増えるように
いつ会っても、ホッとする。
本当の自分をお互い出しあっても、嫌いになることなんて絶対ない。
すでにぜ~んぶ、見せ合ってきてるもんね
また、みんなでお墓参りに行くね。
そして、くだらないことでウジウジしてたら、いつものようにLINEするから、叱咤してやって!
二人とも(一匹と一人??)、未熟な私をこれからもずっと見守ってね
今日も「おしゃべり」にお付き合いいただき、ありがとうございました。
”今日のタルト”