無類の読書好きです
なぜか「社交的でアウトドア派」と見られがちなのですが、とんだ誤解です。
許されるなら、朝から晩まで一日中、寝っ転がって本を読んでいたい
起き上がるとしたら、食事(カップラーメンで全然OK!)とトイレの時だけ…
買い物も全てネットですます。
新聞を取るとき以外、家から一歩も出ない。
まるで地底人
今年、図書館で借りた本は100冊ほど。
ホントはもっともっと読みたい!のですが、なんせ一日は24時間と決まっております。
なんとも残念
この本の虫病は長女に遺伝、彼女の図書室の本貸出数は常に校内で上位。
一方…長男はというと、読書に興味なし。
図書の時間にせっかく数冊借りてきても、ずっ~とバッグに入れっぱなし。
そしてそのまま読まずに返却…という残念なパターン
3年ほど前、長男クラスの図書の時間をチラッと見に行ったことがありました。
そこにはクラスきっての秀才でイケメン!と噂の男の子が。
彼が抱えていたのは「ハリーポッター:賢者の石」。
さすが!7歳でこんな分厚い本を読破しているとは
さて、秀才でもイケメンでもないうちの長男は??と覗いてみると、借りていたのは
本題:「うんち」
動物のうんち写真がいくつも紹介されている薄っぺら―い写真集。
まさに幼稚園児向け
…まあ、いいか…
こちら、北欧信者のバイブル
群ようこ著「かもめ食堂」
もちろん私も持っており、映画(2006年公開)も録画して何度も見ました
小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん…という絶妙な組み合わせ。
イッタラやマリメッコの素敵な内装。
北欧インテリアファンにはなんともたまらない映画です。
はいりさんは以前留学事務所に勤務していた時、大門の駅でよくお見掛けしました。
めちゃ背が高かった
ほとんどの北欧信者の方々は、北欧インテリアを入り口に10年前にかもめ食堂を観て、ようやく群さんにたどり着いた…という経緯だと思います。
ところが、私は違います。
なんと、私と著者の群ようこさんの出会いは25年以上前。
無類の動物好きの私は、ある日書店で↓の本を発見。
(私が昔買ったのとは、表紙も違っています)
かわいいペットたちのストーリーが、軽快なリズムと機知に富んだボキャブラリーで綴られていて、「面白すぎる!」と即買い。
瞬く間に群ようこワールドに引き込まれていきました。
購入した群さんの本は20冊以上。
とは言え、四半世紀昔の話なので、現在手元に残ったのはこの3冊。
「1991年第12刷」とあるので、多分この年に購入したのでしょう。
年季入ってる…
子供が生まれて、さらに並行して仕事も忙しく、しばらく読書からは遠ざかっていました。
読書よりも北欧インテリアにはまり、いつしか群さんのお名前も記憶の片隅に。
そんな矢先、「北欧インテリア好き必見!の映画があるよ」と薦められ、BS放送を見てみると…
「これって群さんなんだ!」
なんとも嬉しい再会でした。
その後、第二の群ようこワールドに再度ハマったことは言うまでもありません。
昨年読破し、涙に暮れた
「パンとスープとネコ日和」
(こちらも小林聡美さん主演でドラマ化されていたようです)
そして最新刊「うちのご近所さん」
悲しくてあったかいストーリーから、思わず爆笑!のエッセイまで。
全てが面白く、まさに天才!です。
あ~、また図書館に行きたくなってきた。
今日は何を借りようかなぁ
今日も「おしゃべり」にお付き合いいただき、ありがとうございました。
”今日の八兵衛”