20代の頃はクラブで、音楽のウーハーを身体に受けて音に身を委ねて踊るのが好きでした。
踊るとエンドルフィンという幸せホルモンが脳内に分泌されます。
オックスフォード大学にて踊りとエンドルフィンの関係について調べる研究がされました。
2つのグループに分けて、
1つのグループは全身で激しく踊る
もう1つのグループは座ったまま指先だけで踊る
というものでした。
まずは個人で踊り、その後グループで踊った結果、
2つのグループとも、
みんなで踊ると健康状態の値を示すマーカーが上昇したそうです。
さらに身体を激しく動かして踊ると
エンドルフィンが沢山分泌することもわかりました。
ところである種のヨガで、
同様の効果が得られる感覚があります。
それはダーマミトラーヨガ。
初めてダーマ先生とダーマヨガを行った時に
「なんで幸せなんだろう」って感じました。
それは私がクラブで感じていた多幸感。
クラブで遊んでいる時は
「仲間と楽しく過ごせて幸せ」でしたが、
ダーマヨガを行っている時は
「肉体を持ってこの地球で生きていられて幸せ」です。
部屋を飛び出して宇宙空間まで飛んでっちゃうんだから
規模が違います。
ですからダーマヨガの真髄はこの多幸感にあると思いますし、ダーマ先生のようにこの多幸感の感覚が生まれるように私も意識して誘導しております。
(ダーマヨガに関する解釈は人によって様々なので、指導者によって全く異なるのも興味深いところです)
踊りは本来、神様への捧げ物です。
(↑バリの寺院で踊られるケチャック)
踊ることで変性意識の状態になり、
神様の領域と繋がるためにあります。
物質世界を抜けて神様の領域に繋がることで
私たちは人生に神聖さを見出すことが出来ますから
こういう行為は健全に生きるためにもとても大切です。
踊りは一種の自己表現なので評価も伴い、
苦手意識を持ってしまう人もいますが
ヨガは自分と向き合うためのものなので
他者が関係ない分、誰でも行えます。
またダーマヨガはアクティブなヨガなので、
普段身体を動かしていない人にとっては
カンフル剤のように刺激が強いこともあるので、
ダーマヨガじゃなくても、
この幸せ脳内ホルモンの分泌を出さないものかと
研究に研究を重ねて到達したのが
陰ヨガです。
ダーマヨガは全身を激しく動かすアッパー系陽ヨガ
陰ヨガは身体を静止させて瞑想状態に入るダウナー/チルアウト系
若い頃にアッパー系の陽ヨガをガンガンしていて、
30代後半からダウナー系に移行していく傾向は顕著に見られます^ ^
陰っていうとネガティヴな印象だったり、
ダウナーっていうと重そうな印象を持つかもしれません。
け、れ、ど
陰ヨガは大人のヨガです♡
陽ヨガは刺激を求める若者のヨガならば
陰ヨガはじっくり深めていくもの。
陽ヨガが「出会いと別れを繰り返すジェットコースターラブ」ならば
陰ヨガは「この人と一生付き合っていく」と決めた精神的に熟成した魂の思索です。
ということで、
陽ヨガも陰ヨガも是非是非ご体験ください。
ちょうど2月は火曜と水曜でオンラインヨガやってます。
オンラインではありますが、片鱗は充分感じられますよ^_^
皆で集って踊るようにヨガしましょう♡
最後まで読んで下さってありがとうございました。
愛と光を込めて
長谷川陽子