長年、男性性と女性性の研究をしています。

 

私には女性の生徒さんが多いので、女性に理解できるように、解脱を説明するためです。

 

古来から、解脱は男性のものでした。

 

ヨガも当初は男性のみが行じていました。

 

仏教のお寺も女性を受け入れる寺はとても希少です。

(性欲を断ち切るという観点からも男女混合のお寺はない)

 

女性が僧侶になった場合、男性僧より女性僧の方が戒律が多く、

 

その点から見ても、女性は古来から解脱しにくいと考えられてきました。

 

先日、3つの意識のお話をしました。

 

まだ読んでない方は、ご一読ください。

 

 
1つ目は高次元の自己であるハイヤーセルフ
 
2つ目は内なる自己であるインナーセルフ
 
3つ目は外側の世界を見ているアウターセルフ
 
です。
 
高次元の自己が魂の計画の純粋なるものとして、そこに繋がっていけばいいわけですが
 
そもそも私たちの目は外側の世界に向いている。
 
ゆえにインナーセルフとアウターセルフが同じ方向を見ていないいわゆる対立状態にあることがしばしばなわけです。
 
魂の計画を受け取って自分を活かしていく、本当の自分がインナーセルフならば、
 
アウターセルフは外界の刺激を受ける自分なので、インナーセルフの存在を認識していない人にとっては
 
アウターセルフのみが自分と思っている状態で、外界のみに依存して生き続けます。
 
幸せは外側からやって来るし、周りの人と比べることで幸せの基準が出来上がります。
 
けれど、外側の刺激ばかり追い求めていたら、疲れるし、満足は永遠にやってきません。
 
自分を幸せにしてくれる物を何か一つ得ても、また次が欲しくなるので永遠に終わりはありません。
 
修行をすることで、自分がインナーセルフを認識し始めると、幸せは自分の中にあるんだと気づくので、外側の執着がなくなります。
(なくなるまでやるので、執着が強ければ強いほどキツい)
 
インナーセルフに意識をあわせることで、アウターセルフとインナーセルフを協調関係に向かわせるということですね。
 
これが男性より女性の方が難しい。
 
陰陽理論で見てみても、男性は太陽、女性は月に例えられ、
 
常に平常運行で一定の光を届け続ける太陽を男性とし、
 
満ち欠けを繰り返し移ろう月を女性としています。
 
実際、女性は月の周期でバイオリズムも動き、その影響も多分に受けていますから、
 
そういう意味から見ても、女性と月は密接な関係を持っているとも言えます。
 
女性が男性より解脱が難しい理由としましては、
 
女性の方が若さや美しさへの執着が強いからです。
 
そりゃ若くてキレイな方がいいに決まってるじゃないですか。
 
例えば、私の旦那さんは仏門に入り僧侶の修行もした人なので、そういう外見の美しさへの執着がないから本当に助かります。
 
相手にそれが無いから、そういう脅迫概念いにかられずに済むので、私も自然体でいられて安心して生きられます。
 
だけれど、そんな私だって「キレイにしなきゃって」思いますし、
 
一か月に一回美容院に行って、いつもオシャレな服を着て楽しんでいる人を見ると
 
なんだか恥ずかしくもなるし、いいなぁって思います。
 
女性って相手のためにキレイにするっていうのもあるけれど、
 
キレイにすることで上がるっていうのもあるじゃないですか。
 
要はそこのバランスが大事なのですが、この感覚は全ての男性には理解できないだろうし、
 
ましてや一切合切の執着をぶった切ろうとしている修行僧に理解できるはずがありません。
 
もう一つは老いです。
 
老いは誰にでもやってきます。
 
それはわかっているけれど、自分の老いを肯定するのはとても難しいことです。
 
シミもシワも年々増えて、周りの人は気にならないと言っても自分は気になる。
 
朝起きて鏡を見てションボリしてしまうことは女性なら誰でもあると思います。
 
それで高い化粧品買ったり、エステに行ったりして老化に抗い続ける女性の内側は男性はそんなに知りません。
 
また人によっては40代後半には閉経や更年期障害も始まります。
 
シミやシワ程度ならまだしも、閉経が来ると女じゃなくなる気がしてしまいます。
 
だから男と女は違うの。
 
だからこそ言いたいのが、男と女は上がり方も違うの。
 
目の開き方が違うんです。
 
古来の修行のやり方は、この世の一切を幻とし、一切の執着を無くすことで開眼するやり方でした。
 
別にそのやり方でもいいんだけれど、実際、私の経験をお話しますと、
 
実際そもそもの私は結婚する予定も子供を産む予定も無く、男性性の修行を自己に課して開眼する行に励んでおりました。
 
そのやり方はとても厳しいものなので、全ての人が出来ることではありません。
 
ですからその方法を否定する気持ちは毛頭ありませんが、
 
ある種の領域まで到達して、私が私のインナーセルフから見た時に、
 
「あれ?じゃあ私は何で女性を選んで生まれてきたんだろう?」となりました。
 
解脱を目指すならなんで男性として生まれてこなかったのか?
 
女性でありながら男性の解脱の方法を達成するため?
 
別の観点で見てみると、
 
私とは異なり、ほとんどの女性は、結婚する予定も子供を産む予定もありますから、
 
そうなるとこの世の一切を断ち切る修行での解脱は出来なくなります。
 
そうなるとこの世の半数である女性は解脱をしないで生きるのが当たり前になります。
 
それっておかしくない?
 
だって、解脱してからが人生でしょ?
 
神とつながって、高次元の自分とつながって、魂の計画を行っていくのが人生でしょ?
 
何で女性はそれが出来ないの?
 
おかしな話でしょ。
 
また、子供を産み育てるのが女性なら、神の崇高な計画を知って育てるのと、
 
何も知らずに物質次元だけ見て育てるのと、どっちがあるべき姿?
 
・・・ってなりませんか?
 
けれど、古来の執着を断ち切る方法だけでは、(それも必要だけれど)下がってしまう女性がいます。
 
アウターセルフとインナーセルフの折り合いが付けられないんです。
 
それが女性が難しいという話につながります。
 
それで、女性の覚醒を促すワークを始めました。
 
(覚醒とは、つまり開眼、つまり解脱です。)
 
最初は実験的にやり続けていたら、だんだん色んなものが見えてきました。
 
そして個人レベルの覚醒をさせることが出来るようになり、
 
そのあとグループでも覚醒に成功しました。
 
それで魔法学校をはじめたんです。
 
女性には女性の上がり方があるんです。
 
女性に大切なものは「愛」と「美」と「神への敬愛」です。

それはハートを大切にする上がり方です。
 
この世の全てを愛おしみ、慈しむ愛の覚醒です。
 
けれど、覚醒して行く次元は女性性も男性性も同じ高次元。
 
一と全は同じこと。
 
ということで、解脱の敷居を更に下げるために、オンライン魔法学校で下地をつくります。
 
大学に行く前のファウンデーションコースみたいなものです。
 
なんでこれをやるかと言いますと、
 
解脱と一口に言いましても、解脱にはレベルがあります。
 
私が魔法学校で、最初に行うことは扉を開くことです。
 
これはいわゆる覚醒体験というもので、シャクティパットなどと呼ばれたりもしていて、
 
指導者が自己のエネルギーに生徒を同調させることで、その領域に連れていくようなことです。
 
最初は自力では領域までいけないので、指導者が導き続けます。
 
繰り返しその体験をすることで、だんだん感覚を掴んで自力で扉が開けるようになれば、それでやっと真の解脱がやってきます。
 
けれど、自力で扉を開けない、もしくは扉を見つけられなければ、それはまだ覚醒体験でしかありません。
 
魔法学校は、そもそも扉があることすら知らずに物質次元だけ見て生きている人に、扉を認識させることから始まります。
 
そこからは、どこまでいけるかは自分次第ですが、
 
とにかく「解脱の道に乗せる」これがやっていることです。
 
そして「体験」と共に必要なのが「知識」です。
 
現地開催の魔法学校は2週間。
 
知識も詰め詰めなので、まったく知らない世界の話ばかりだし、初めて聞く言葉も沢山使うので、
 
脳がショートして思考を停止してしまう人も多いですw
(講義のたびに白目をむいてしまう人とかいましたw)
 
魔法学校をリピートして受ける生徒もいますが、何回も受けてるのに「初めて聞いた」と堂々と言いだしたり、
 
それくらいぶっ飛んだ内容であるとお見知りおきくださいw
 
と、まぁそんなわけで、
 
現地開催の魔法学校をもっと円滑に行うために、皆さんの認識をより高めるために、
 
オンライン魔法学校で下準備を始めることにしました。
 
オンライン魔法学校では、インナーセルフとアウターセルフの調和から始めていき、
 
ハートの聖なる空間にアクセスをかけていきたいと思います。
 
先ほど、男性性と女性性の覚醒の話を書いたので、
 
これは女性だけのものと誤解してしまった人もいるかもしれませんが、
 
男性でもこの方法の方が上がりやすい方もいらっしゃいます。
 
これからは女性性の時代ですから、男性の皆さんも是非ともハートを開き、
 
世界を愛する方法を共に学んでいただきたいと思いますラブラブ
 
と、いうことで、話長くなりましたが
 
オンライン魔法学校開校ですロケット
 
苦しみも、悲しみも、もういりません。
 
これまでとは全く違う、新しいモノの見方で世界を見て
 
お互いを愛し、慈しみ、光の世界を生きていきましょう。
 
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。
 
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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愛と光をこめて虹
 
長谷川陽子