マウスピース矯正の例(2014/01/24) | 横浜 なるべく抜きたくない矯正歯科 歯科医師日記

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 横浜の歯科医師、長崎です。

 マウスピース矯正の例です。

 患者さんは60代女性です。





 歯型から、透明な矯正用のマウスピースを作ってもらいました。

 写真で、上の前歯の部分は模型から歯の部分を切り離し、並べたい形に並べ、プラスチックで固めます。(写真の青い部分がプラスチックです)

 とはいえ、一度に0.75ミリずつしか動かせません。大きく動かした形でマウスピースを作ると、歯にはまらないからです。

 マウスピース矯正の会社によって方式は違いますが、私が使っているアソアライナーの場合は、0.75ミリ歯を動かした形でマウスピースを3個作ります。

 ソフト、ミディアム、ハードの3種類で、最初は薄いソフトを使い、慣れてきたら(=歯が少し動いたら)、ミディアム、ハードと交換していきます。

 そーすることで、0.75ミリ歯を動かします。

 動ききったら、再度型を取り、また0.75ミリ動かします。

 この繰り返しで、マウスピース矯正を行います。

 ただ、極端に歯が傾いていたり、並びが悪い場合は、通常のブラケットを使う矯正を併用する場合もあります。



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白楽駅前歯科・矯正歯科。

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