久しぶりにスタッドレスタイヤについて。 タイヤ保管サービスを横浜で行っています。 | 横浜市港北区の登録、車検、陸送、レッカーサービスの横浜車検代行センター(株式会社LINE)

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また、車全般でも書いていきます。
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スタッドレスタイヤならやはりブリザックでしょう~~という方多いと思います。

私もブリザックはREVOやVRXとVRX2も履きました。(VRX3は履いた事ありません)

雪道では間違いない性能です。これは実体験でもそう思います。

 

ブリザックは結構履いて雪道走りました。圧雪道での性能はかなり高いというかコントロールもしやすい感じです。

広い道での圧雪道で過去に140Kmくらいで直線を走れてそこからフルブレーキしてABS介入してもかなり止まるしコントロールできる感じでした。(速度は過去の話でもう時効と思っていますw)

 

ブリザックの装着率ナンバー1とよく聞きますね。これね、北海道と東北でもかなり北よりの北東北の主要都市だけでの話です。

ほんの僅かな人口と保有台数での話ですよ。3300台のうちの1600台の話ですで装着率ナンバー1という事です。

一般的なイメージだと日本での装着率ナンバー1みたいに思いますよね。

広告をよく見てください。小さな文字でそう書かれています。

 



 

 

しかし、ブリザックが雪道や氷上で効きが良いのは間違いないです。

 

これは雪道へのおもい切った性能ですね。ですので逆に雨の日や水たまりなどはかなり危ない感じもしますしドライ路面では腰砕け感もあり速度があげられないばかりかカーブも怖いしブレーキでもふらつきも多少あります。タイヤノイズがうるさいのも特徴です。


それでも常に雪の上を走るならブリザックが良いと思います。いや、1番かも。ダンロップは履いたことありません。

 

ヨコハマはランクル80で履きましたが確かアイスガードだったと思いますが一応スタッドレスタイヤ履いてますって感じ程度でした。それよりも駆動力があったのでまっすぐの走りは良かったのですがカーブとブレーキは割と神経を使ったと思います。

 

 

少し前にピレリーをBMW x3に履いたことがあります。これは全体的に少し固めな感じがありました。雪道は少し気を遣う程度でした。

 

今回はミシュランのX-iCE SNOW SUVを購入しました。

最後までブリザックにするか悩みましたが最終的に大体は冬季に雪道を走る距離が極めて少ないのでミシュランにしました。

神奈川県民ならあるあるですね。

 

また、タイヤの速度レンジが国産のスタッドレスタイヤは殆どがQなんですね。これは160Kmまで担保された速度という事になります。

よく動画などで160Kmも出さないから十分と言いますがあくまで160Kmまでという事ありますが160Kmの限界に向かっているという事でもあります。スピードリミッターみたいに160Kmまで普通で160Kmでいきなり速度が伸びなくなるのと違いまして

160Kmへ向かってタイヤの限界は近づいています。

ですので120Kmのドライ路面を速度レンジQのタイヤで走ると横風は怖いし大型バスなどに抜かれる時の風圧もそうですし。

何よりタイヤのグニャグニャ感が凄くて思う様に走れません。

 

また、関東に住んでいてスキーなどに車で行くのに速度記号Qのスタッドレスタイヤを購入したら雪道以外は多少の我慢も必要になります。本当にそれでいいですか?250Kmや300Km高速を走って現地到着100Km手前だけ雪道の為に速度記号Qのスタッドレスタイヤで。。。

しかも普段の生活でも使うんですからね。当然ブレーキ性能も落ちますし。

 

私ならH(210Km)のスタッドレスタイヤがいいかなと思って今回ミシュランにしましたし過去にもピレリーで冬季の雪が降らない生活でも夏タイヤとさほど変わらない走りでした。

 

また、ヨーロッパメーカーのタイヤも日本で開発されているものが多く(製造は中国などの場合もあり)特に長く使っても性能劣化が少ないのと山が減っても極端に性能が落ちないのも特徴です。

 

あ、古いスタッドレスタイヤは危ないかって話も過去にしましたが10年落ちぐらい大丈夫だと思います。

ボロボロなら危ないですが保管状況が良ければ問題ないと思います。

性能的には1割から多くて2割程度の性能低下だと思います。

それって例えばですが、今年のブリザックは性能が10%上がりました~~とかアイスガードは氷上性能が7%上がりました~~とかの積み重ね分をマイナスしたらそんなに性能落ちてないじゃんって事あるんですよ。

逆に言ったら新開発のスタッドレスタイヤの性能UPが本当かよってなりませんか?

 

こちら参考に最後までしっかり見てください。FFやFRの車は早めにスタッドレスタイヤの交換はしたほうが安全ですよ。

4WDならそれなりに走れちゃいます。カーブは4WDもFFもFR同じって言われる方がいますがそんなことはありません。

 

上り坂のカーブなどでゆっくり走っている時でも姿勢が乱れたら駆動力が横に逃げますからきついカーブの上り坂を上ることはできません。下りなら駆動輪は殆ど関係ないと思います。ですのでやはり駆動輪も含めてタイヤをいつまで使うかも考えた方が良いです。

 

大型SUVなどは結構長く古いスタッドレスタイヤ使っていますがあまり気にしなくても行けちゃうのと選択幅も少ないので

古くなっても山があれば長く使っちゃう方向になりますね。

 

 
という事で殆ど雪道を走らない自分として考えたことはスタッドレスタイヤの冬季の走行距離が例えば1か月に1000Kmとして
12月1月2月3月の4か月間を4000Kmと仮定して長野へ1回 群馬へ1回で現地での雪道は長野が長野道に入ってからだと50Kmの往復で100Km群馬なら渋川伊香保からだとやはり往復100Kmで足しても200Kmです。
 
予備であと2回ほど考えても東北道で雪があるのは矢板から先で郡山まで考えても100Kmで常磐道でもいわきあたりから雪があるとして名取あたりまで150Kmです。
 
合わせて4回雪の上を走っても450Km~500Kmです。絶対油の上を500Km走らないと思いますし走ったとしても4000Kmの冬季のうち15%前後ほどですよね。
それなら雪道性能を最大限確保しつつドライ路面、特に東北信越方面を高速で行くなら高速ドライ路面性能もそれなりに確保したタイヤ選びを考えました。
 
また、車が4WDであればなおさらタイヤに頼る雪道性能の確保はカーブと減速だけ気を付ければいいだけです。
また、どこのメーカーでもスタッドレスタイヤの性能が20%も違うなんて無いと思いますのでそれならドライ路面の性能も候補に入れるのもありでは?
 
普段から生活も雪道の方は当然雪道性能を最大限確保したほうが良いですし11月から4月まで雪があるって場合はなおさらですね。そうなるとブリザック等の接道性能最優先が良いと思います。
 
雪道性能でミシュランX-ICEがブリザックVRX3より20%も性能が落ちたら10年前の中古スタッドレスタイヤより性能が劣るという事ですから上に置いてある動画を見てもそれは無いと思いますw
 
その代わりドライ路面なら乗らなくてもX-ICEとVRX3の性能差は明らかだと思います。
あ、ブリザックは減りが早いのとロードノイズが煩いと思った記憶がありますが今はどうなんでしょうね。
 
参考になれば幸いです。