お疲れ様です。🌳木曜日🌲
稽古帰りでちょっとスタミナ切れの劇団天の河神社から、中島千尋がやって参りました。
時折現れる、鳥居くんのブログのが好きだったよ〜という方ごめんなさい。
今週もレッツお付き合い!!!はーい。
ということでですね、今回は普通に公演についてお話しようと思います。
今年のヨコハマ学生演劇フェス、劇団天の河神社は『静寂の街を抱きしめて』という作品を上演致します。
どんな感じかな、と
他団体さんも気になるだろうし
お客さまもある程度知った上で観劇を決めたいと思うのです。そうでしょ?私はそう。「どんな話? へー面白そう」って思って観にいきたい。得体の知れないのは、足があまり動かない。
もし、前情報はいらないよー!という方がいらっしゃいましたらここまででやめときましょう。
そういう楽しみ方も非常に良きかと思います。
私も、ある程度見知った団体さんのとかはなんも考えずに観に行きます。席ついて「そう言えば今回何やるんだ?」ってパターンもあります。
_______40分間の短編だし、切り込んだネタバレはしないですけどね!!
まずは、天の河神社の今回の作品の立ち上がりについて! 天の河は構成と作が別れているのですが、今回私は5回 鳥居くんにボツを突きつけています。ここで結構ケンカになります。でも演劇の話なので楽しいです。
これはあーだからだめだ、こーだからだめだ、
じゃあどうする、こーしたらいいんじゃないか、こーいうこともできるな
と言った話はとても楽しいです。
だって、ある程度の信頼関係がないとこういう話は本気でできないですから。「これはこうだから良くないよ」ってちゃんと言ってくれる人は貴重です。
演劇は努力した先がないのが好きです。
先がないから永遠に突き詰められます。
いつまでも楽しいです。
で、5回のダメを経ての今作です。
そのプロットがあがったのが顔合わせの2日前。
外注だったらありえないっすね。しかし、ここでやってのけるのです。
「無茶なことは言わないで!!」と言いながらやってのけるのが中島千尋という作家なのです。
そこから重ねるブラッシュアップ。
俳優達に馴染むように書き直しの連続。
戯曲は、読みものでもありますが
俳優が声に出すこと、音にすることを前提(だから戯"曲"なんだよ)としたものですので、
読み合わせして、(これは違う)と引っかかったところをすぐ修正。噛み合わない歯車みたいなもんです。歯車自体はいいものなんだけど、噛み合わなきゃ動かない。わかりやすいね。
で? なんの話をしていたんだっけ……?
……どんな話をやるかか。
スチームパンク
というジャンルはご存知ですか。
レトロフューチャーな世界を想像して頂けるとわかりやすいのですが、
……🤔💭
『えんとつ町のプペル』!!
あの街並み、あれはスチームパンクです。
想像しやすい。
スチームパンクの前提は簡単に言うと以下の通りです↓↓↓
むかしむかし、イギリスにはチャールズ・バベッジという数学者がいました。彼は、蒸気機関で動く機械式汎用コンピュータ(解析機関)というものを構想し研究を重ねていました。しかし残念ながら、当時の技術では開発は成功へとは繋がりませんでした。
その開発がもし、1870年までに成功していたのならば、この世界は蒸気と歯車の世界になっていたかもしれない______
と、いうifがスチームパンクな世界です。
その、解析機関の開発に成功していたならば
ケータイやらパソコンが1870にすでに存在していた可能性があるのですが、そう、それがつまりレトロフューチャーと呼ばれるわけなんですね。
レトロな時代にフューチャーがあった"かもしれない"ロマンです。
かもしれない、世界はいつだってロマンです。
さてさて。天の河の第3回特別公演は
そんな"非現実と現実"の狭間のお話となっております。
気になってきました???
ちなみにいうと、『静寂の街を抱きしめて』
とか言いながら、全然静寂じゃありません。
11月に汗びっしょりの半袖扇風機です。
そんな作品!!
長い導入はこんな感じとさせていただいて本題(チケットフォーム)に入りましょうか。
チケットフォーム(本題)はこちらです↓↓↓
https://ticket.corich.jp/apply/115409/AMA/
お送りしましたのは、私
劇団天の河神社 座付き作家の中島千尋でした。
(ちなみに、スチームパンクに詳しい方がいらっしゃって「それは違うよ!」となったらまずいので⚠️天の河神社解釈と言っておきましょう!!!)