現在は「ユネスコ:国連科学教育文化機関」に「世界無形文化遺産」に認定を受け、中国発祥の「世界太極拳」となりました。
「太極拳」が成立するまでの、歴史プロセスをみると、
吐納術(吐故納新 吹句呼吸) BC(紀元前)2500
導引術(導気令和 引体令柔) AD(紀元後)200
五禽戯 後漢
三十二勢長拳 宋 王朝
八段錦
綿拳 六合八法拳
陳氏太極拳 開祖 陳王廷 明 王朝 戦国時代~江戸初期
楊氏太極拳 創始 楊露禅 清 王朝 江戸末期~明治初期
武氏太極拳 創始 武禹襄 〃
呉氏太極拳 創始 全祐 〃
孫氏太極拳 創始 孫禄堂 中華民国 明治
以上のようなものになります。
こうして今現在から振り返り鑑みれば、伝統中国養生文化4千年以上の智惠の積み重ねで「太極拳」が大成したといえます。
それが世界に広まり、何時でも何処でも、どの国でも、自発的な「快適な心身づくり」恩恵を得られることは、素晴らしいことだと感じます。
今現在、日本の総人口は1億2500万人。
中国は14億人で、私が初めて中国を訪問した1985年は10億人でした。
一人っ子政策は、2016年頃に中国で廃止されました。
それでも40年で4億人、中国は人口が増えています。
少し観点を変えれば、日本の社会環境は水も緑もあり、長寿社会を誰しも迎えるのにも、
とても良い環境にあると思います。
「呼吸運動:肺」「全身運動:心臓」「意識運動:脳」の3要素があり、健康な身体をつくり、健全な心身でいられれば、日本国内「人生100年時代」は楽しみになってくると思います。