馬王堆導引術との「縁」を合わせて今回はご紹介致します。

 

 

 


調身:姿勢、動作などを身体の道理に合う練功、筋、膜、骨、肌肉を丈夫にする。
調気:呼吸の練功、横隔膜や肋間筋などの呼吸筋を強化する。
調心:良好な精神状態の継続維持が可能になる。心身の活性化、ストレス解消。

 

健身気功 馬王堆導引術は、1985年、16歳の時に初中国訪問で学んだ上海体育学院の恩師「邱丕相」老師が日本に平成10年、1998年に来日されて「馬王堆導引図44式 創作健身体操(馬王堆導引術の原型)研修セミナー」への招待券を頂いたので参加して勉強して来ました。

 

実は同年の1998年に、夏に中国で行われた「青島国際武術大会」の会場で久しぶりに再会し、その後に日本でまた再会できました。

 

 

山東省出身で蟷螂拳の名手でもある邱丕相老師から、私に「君はいくつになったかな?」と聞かれ、当時の私は「29歳になりました」と答え、老師は「そろそろ伝統中国養生の学問と功法の学びを始めた方がいいよ」と言われたの直後に日本で学ぶことが出来て良かったです、”縁”があると実感しました。

 

 

実は私の総編した気功体操の「養生導引操」は「馬王堆導引図44式 創作健身体操」がきっかけで作りました。

 

2019年にも上海で元気な老師と再会できて嬉しかったです。

 

 

後継者の「王震」老師とも懇意の中です。

 

 

 

2014年10月、復旦大学武術協会での「健身気功 馬王堆導引術」の研修

 

馬王堆導引術の研修風景2

 

 

今年2022年10月の「第11回全日本太極拳・健身気功練功大会」では「五禽戯」に集中しますが、来年以降は「八段錦」

そして「馬王堆導引術」にも力を入れていきたいと思います。

 

宜しくお願い致します。


功法の特徴。

1、循環導引、形意相随。

2、旋転屈伸、舒緩円滑。

3、伸筋抜骨、松緊交替。

4、吐故納新、心身合一。

手型:掌、勾手。

歩型:開歩、後座歩、八字歩。

 

 

 


動作順序 演示 

 

上海体育学院 中国武術博物館 館長 「王震」老師

起勢 預備式 (燕息)


第一式 挽弓 (振手 挽弓:弓を引く)


第二式 引背 (引背痛 痛明:背中を引き伸ばす)


第三式 鳬浴 (鳬浴 堂狼:鴨が水浴びをする)

 

第四式 龍登(龍が上昇する)

 

第五式 鳥伸(鳥が伸びをする)

 

第六式 引腹 (引腹中 飛燕:腹部を引き伸ばす)

 

第七式 鴟視 (踢腳:フクロウが見つめる)

 

第八式 引腰 (引腰痛:腰を伸ばす)

 

第九式 雁飛 (引頭風:雁が翼を広げる)

 

第十式 鶴舞 (鶴譚:鶴が舞うように羽を動かす)

 

第十一式 仰呼(見上て呼吸を深く行う)

 

第十二式 折陰(体を前方に大きく折り曲げる)

 

収勢