2022年4月がスタートしました、この春はアフターコロナ時代のスタートを予見しています。

 

その中で、やはり健康重視志向が高まり、質の良い体育運動が求められていく時代を思います。

 

私自身今年で武術修養40年、フィットネス、スポーツクラブ業界で運動指導の仕事で「中国武術:太極拳、長拳」を始めて26年になりました。

 

この感染症拡大問題の影響で、いくつかのクラブは、事業縮小になってしまい、この春も、消極的な姿勢が見えています。

 

このコロナ問題の2年で、基盤とした横浜市では、地元クラブでのスクールレッスンと地元地域での教室運営では、それまでのプログラムに加えて「呼吸法」「導引按摩功法」も加えて、会員さんには健康意識の堅持にも喜ばれ、とても大きな効果がありました。

 

感じたことは、この10年間はフィットネス、スポーツクラブ業界でも、年配の方々で、あまり効果が上がっていないプログラム指導が目立ち、結局のところ、この2年間で、自身の心身に「安心感、健康的な安全意識」が試されたように感じています。

 

 

 

 

スポーツ関係者は、それぞれ「心」に思いを込めて頑張っておられると思いますが、やはり「心身の健康」「社会環境の安定」は、とても重要で、正しい中国武術運動は、大きな効果があり、とても素晴らしい運動文化であったことを嬉しく思います。


やっぱり「人生」には「生き甲斐」が大切で、いろいろ大変な事も出てくることもあったと思います。


やはり中国武術で「こころ」も「からだ」も元気になって頑張れる皆さんを今年は更に、そういった理由からも増やしたいと思います。

現在の日本の国内では、今やたくさんの方々が関心をもつ中国武術ですが、※映画「少林寺」4/15 日本全国劇場公開で広まることを期待しています。

 

 

これらもあって、この春4月からは、ブログの中でも中国武術学をも情報発信して、デジタル・トランスフォーメーション的な講義も行っていきます。


近頃は武術愛好者の関心の高まりとマス・メディアの関心との差はありますが、また新しい流れでの「ブレイク」を願っています。

 

そうしたこともあって、2006年から16年続けているブログ発信ですが、今回からは、正しい中国武術文化の学でもある「一般教養」をご紹介していきます(日本で中国武術大学を目指しています)

先ず、この多くの中国武術の項目の分類についてお話し致します。


中国武術修養を実際に行いたいという時には、多くの皆さん個人個人が「自分に向いている武術拳種」を探すのが大事です。

一つは「外家拳」と呼ばれる「拳術」です。主に「筋骨:筋肉と骨格」を鍛える武術です

「少林拳」「伝統的長拳各種」などがその代表です。映画「少林寺」などで紹介されたのは「外家拳」が中心で、後に「少林寺2:少林小子」では、「少林派と武当派」が描かれ「阿羅漢:南北少林」では、「北派少林拳と南派少林拳」がテーマにもなっていました。

 

 

 

 


それに対して「内家拳」と称される「拳術」があります。


内臓の働きを良くし、やインナーマッスルを鍛え、精神性をも高める武術拳種です。


これには「太極拳」や「形意拳」「八極拳」「八卦掌」が有名です。日本では、メディアの紹介が影響して、この項目が非常に多いですが、本場中国大陸や国際的には外家拳が圧倒的に人気が高いです。

 

 

 

新時代、これからの日本国内に期待をしたいところです。


外家拳と内家拳を融合させた感覚の「南拳 (福建、広東、浙江省、四川)」も特徴があります。

理想でいえば、季節の変化やその時の体調、にあわせて練拳がでるようになると「最良の運動効果」が得られます。

拳術を体得してからは、武器術(兵器・器械)において短器械、長器械では、刀術では猛攻・ワイルドな力や感性を身に付けることができます。


剣術では繊細な身のこなし、しなやかさ、集中力が向上し、棍術では円運動の動力的な理解力が強くなります。


槍術では螺旋運動の応用の世界を全身で体感できるようになります。

「中国武術」は「精神力・脳力強化」「体育」「哲学」「健康法」「武道」を含んだ歴史ある運動文化になります。

「自分」の精神的・肉体的にも「本当の能力」を向上させられ、集中力、記憶力が大いに高められます。



関心ある皆様は、見ても良いし、練拳を行うと更に良し、です。

 

この春も「元気」に有意義な1日1日をお過ごし下さい。