先週に立秋、今週は梅雨時と似た気候になりました。



猛暑日の続く最中に、再び感染者の増加した可能性や背景について考察してみれば、

最近の日本国内で特に関東首都圏は電車などの交通機関、デパート、スーパー、コンビニエンスストア、などでは冷房を強くかけていて、とても肌寒い環境になっています。

私自身は常に薄手の上着をはおり、皮膚に直接冷気が当たらないようにしています。

そしてマスク着用で、呼気と吸気で息の出し入れする力が弱まってしまった方々も多いと思います。

この感染症の問題が大きくなってから、私の行うプログラム指導では、内容を精査し、優先での順番的に「呼吸運動で呼吸の力を高め、肺機能の強化」

そして導引術の動作で血液循環を全身へと送り込み、血行促進を図る「全身運動で、心臓機能の安定化」を行い、

太極拳運動で両手足を駆使し、動態視力強化と記憶力を向上させていく「意識運動の脳機能の活性化」の3種類で行っています。

先週は土用開けで、立秋を迎えました。ここまでの季節で私達の効果ある健康増進活動を行う者にとって大事な期間で、この立秋からへ季節はゆっくりと移り変わっていきます。

太極拳や武術系運動全般や健身気功で質の良い、運動効果を積み重ねて行ってきたことで、

感覚的には、頭部にある「7つの穴:両目、両耳、両鼻、口」がすべて通じて、

このひと夏の期間で基礎代謝が上がることで皮膚の毛穴も広がりやすくなり、皮膚呼吸の働きも高まり、

今年の梅雨明けから1か月が経ち、この時期で発汗作用が促され、この期間の1ヶ月で、

快適な心身感覚が築き上げられ、「気分:気持ち」の意味合いでの「気」の心地良い体質が出来上がった実感を得られます。

この感覚が、年間を通しての「基準」や拠り所になり、

いつも自分自身の心身が、何の心配や不安も感じることがなく、

脳が実感する一番正直な状態を知ることで、

これから1か月ほどかけて涼しくなっていく秋の2段階目を迎えることができます。



ここ数日間であったように雨降り時には温度が下がり、雨が上がると気温が上がり、

下がったところから、上がるのは快適ですが、

上がったところから下がり、それが数日続くと、

体温の低い人、呼吸における肺活量が弱い人は、

低体温、低酸素状態になり、曇り空のグレーな色合いや、世の中の憂い事などに精神的に悪影響を受けると、

心のはたらきにも影響を受けてしまうと、脳の働きも低調になり、免疫力が低下します。

そういったことが理由で、慢性的な体質で普段から、運動習慣のない方々は体調を崩しやすい時候になります。

 

 


今は天気予報の精度が高いですから、予測して、天気が悪くなる場合は、事前に冷気を受けないようにすることと、呼吸運動と鼻洗浄、うがいを合わせて行い、鼻、のど、気道、気管支、それから肺呼吸の安定感を実感の中で把握して、

血液循環での血行促進で体温上昇は図り易いことで、体温の低い方では、冷房に長くあたり冷気を体内に入れてしまうことで「発熱」の原因が考えられます。

太陽暦の5月上旬の「立夏」から、今の時期「立秋」までの時期に継続して本当の意味での、身体作りの実践を行ってこうした時期を迎えると、

多々流されていく報道の情報洪水の中で体調不良や不具合を起こす人がいても、それは体質によって今現在の最先端医科学のデータ分析ではっきり判っていることなので、

継続して行って来た長き太極拳や健身康気功と武術活動の積み重ねで快適な心身を構築して来たことが、

私達の活動で皆さんの安心感も共に大きくなり、それが心強さや「強み」になっていきますので、

これまでのプロセスへの達成感を味合うことができるようになります。

これまでの猛暑時期でしたが、真夏の暑さにおけるストレスにもリラックス効果が働いて、運動量の質が良いと発汗作用が更に高まり、

「水毒」ともいわれる、老廃物や古い水分を輩出しやすくなり、新しい水分と入れ替わっています。

やはり日常生活には「やる気」を高める動機付け:モチベーションを揚げていく機会:チャンスのあることは重要です。

この夏も、感染症対策をしっかり施して、明るく楽しく元気に頑張って、ストレスやフラストレーションを払拭して、新時代型武術活動でまた新たなステイタス・アップを皆さんで迎えたいと思います。