昨年から今年2021年に延期をされた「東京五輪」開催の方向性の位置づけが法的に決まったこともあり、一先ず私達の年内活動計画への変更も踏まえて、全く新しいマーケティング方法について考慮を重ねています。

 

その中では、やはり新しく再構築していくべき経済の方向性も見据えていく必要があると思います。

 

その中で、私は参考資料として、新聞の切り抜きや書籍などを、このウィルス問題の途中で、よく見るようになりました。

 

IT上の記事や、テレビや雑誌は情報の洪水で誰が、どういう持論で責任を持っている雰囲気や様子が得られなかったの不確実性が増していたように感じます。

 

その中で、シンガポールで8月の開催が予定されていた「ダボス会議」が中止されましたが、その世界経済フォーラムの会長の「クラウス・シュワブ」氏と「ティエリ・マルレ」氏の著書で日本経済新聞社、ナショナルジオグラフィック社の刊行の「COVIT19:GREAT RESET」の著述された内容からのアドバイスを考察の中に入れています。

 

 

 

 

 

この書物に書かれていることは、やはりこの「ウィルス問題」が、国際経済の歪みを世界中で立て直そうという社会制度改革と同時進行に進められていくのを、この1年間の実際のプロセスで認識が出来ました。

 

 

 

 

やはり、とても大きな国際経済の流れを動かせる方々の集まった組織なので、一般個人の投資家云々では桁の違う構想を進めているところも予測が出来ます。

 

出典:「ポストコロナ時代を理解し、形作る」2020年4/3 BCGヘンダーソン研究所のデータからの引用です。

 

「自宅で過ごす時間が長くなると何が起こるか」

 

 

そこでは、増える可能性のある分野と、減る可能性のある分野というデータを見てみると、

 

職業環境では、増える可能性のある行動については

 

「テレワーク」「ホームオフィス空間」「改装・設備」「塗装・大工仕事」

「デスク、プリンター」

 

減る可能性のある行動では、

 

「従来のオフィス空間」「商業用不動産」

 

これからの東京五輪開催でのデメリット効果の様相からすると、この方向性には向かうことが大いに考えられます。

 

食事についてでは、

 

増える可能性のある分野「内食」「テイクアウト」食品配達を含めた「宅配サービス」「電子決済」なので、ここはもう既に成り立っています。

 

減る可能性のある分野では「家庭料理」「外食」とされています、しかしながら料理の出来る人にとっては「家庭料理」は日本ではさほど減らないように感じます※毎日の頻度が多くなることで手間がかかるので減る、ということは可能性があります。

 

エンターテイメントでは、

 

増える可能性のある分野「ストリーミング」「書籍」「ゲーム」です。

 

減る可能性のある分野「エンターテイメント」になっています。

 

旅行では、

 

増える可能性のある分野「近距離観光」のみです。

 

減る可能性のある分野、仕事では「出張」「通勤」「長距離」「航空旅行」

「個人旅行」「観光」「長距離観光」になっていて、ここも、もう既に方向性が定まってしまっています。

 

そして最後は、デジタル分野で、

 

増える可能性のある分野「デジタル連係」「連携基盤」「ソフトウェア」で、すべてこれからのデジタル社会への意向も示唆されています。

 

デジタルでは、減る可能性のある分野がありませんでした。

 

そして昨年秋9月と、今年の先月に発売された雑誌「プレジデント」の内容も読み解いています。

 

 

 

私達の仕事でも従来通りの方針を変えて、新しく求められる「社会的ニーズ」を意識して計画立てていきます。

 

やはり、こういう状況から「社会環境」が、どのように行くのかを確認、認識して行っていくことが今できることでは一番確実です。

 

日本社会の中においてでは、長く続いた米国式資本主義システムでの限界も以前から「正直者が馬鹿を見る」というような文言で指摘されていたことや「失われた20年、30年」と表現されていたように、社会問題の改善に、政府行政、新時代型企業の連携で動いていることも考えています。

 

これらの方向性は「SDGs:持続可能な開発目標」にも表れています。

 

 

 

 

クラウス・シュワブ氏は著作の中で仕事全体での方向性では「新しい知識労働とデジタル連係」を強調し、

 

以前のようなピラミッドの頂点のみに恩恵がある「株主資本主義:キャピタリズム」重視を止めて、

 

ピラミッド全体だけでなく、他の分野とも融合し円形、球型のように連携し、苦労すべき時は、共に苦労し、恩恵を受けられる時は、共に受けられる開かれた「利害を共に責任を持ち関連していく:ステークホルダー資本主義」への移行を社会での実現を目指す、と言っています。

 

「大手テック企業(ビッグテック)」「健康」「ウェルネス」の3つの産業が新しいニーズとして繁栄する、と言っています。

 

私達は既に「健康」と「ウェルネス」は実現して、ソフトウェアもこの2020年3月からの1年と4か月間は、作成してあり、昨年の秋から新しい講義形式の指導方法を開始して、今は安定感が出来ています。

 

私達の業界も、新たな関心を持つ方々を発掘したり、これまでにあまり重要視されて来なかったアカデミックな専門分野での、本当の付加価値などを啓蒙しながら進めていくことがベストに感じます。

 

そして年代的には、40歳代~50歳代の同世代で、真面目に人生目標や健康を考え、ずっとこれから先にも自分達全体だけでなく、他の分野とも融合し円形、球型のように連携し、苦労すべき時は、共に苦労し、恩恵を受けられる時は、共に受けられる開かれた「ステークホルダー資本主義」的な方向性で本当の「ウィン・ウィン」協力を大事にします。

 

若い世代では、最近の傾向では、正義感ある10代の中学生の皆さんを次世代型でじっくり育成していきたいです。

 

私は、ここ数年の間に海での船釣りを教えてもらい、今は一人でも行けるようになりました。

 

 

海での釣りは、偶然性よりも、魚の群れをいろいろと探し、魚群をキャッチすると、そこに針と糸を入れて、そこで多くの魚が幾度と釣れていくのと、社会ビジネス環境はよく似ていると思います。

 

しばらくは、地道なITを通じた宣伝や、紹介、そして新しいニーズに合わせて、必要なジャンルを整理して、堅実なマーケティングを進めて、時間がかかるかも知れませんが、新しく有意義な時代のトレンドを構築していきます。