昨日の日曜日、12月9日は、記念すべき上海復旦大学武術協会 日本本部主催、

 

第1回「中国武術段位制 考評大会」を無事に終了しました。

 

 

2016年9月に、本場中国武術組織の上海復旦大学武術協会代表団の皆様が、来日し共同で武術大会を開催しました。

 

2016年 横浜 中国武術文化交流大会を終えて

 

日本版 伝統中国武術大会ルール、競技会システムの完成

 

これは、正しく本格的な「武術 WUSHU」「功夫 KUNG・FU」の標準主流スタイルを日本国内で展開し普及をまとめていく為に、

 

総本部は中国上海ですが、日本国内では、

 

横浜武術院の指導部とスタッフメンバーを中心に「上海復旦大学武術協会 日本本部」として昇格し、

 

(一社)全日本太極拳連合会の提携団体となり、新しい武術活動を昨年2017年から正式に開始しました。

 

今年は特に4月に連合会から、初代範士七段を頂き、しっかりとした「標準化」「規範化」のための仕事を頑張って行いました。

 

上海復旦大学武術協会 日本本部

 

 

開会式で、日本の全ての健康太極拳組織から一部分的競技系団体が行えなかった「国際 中国武術段位制」の

 

日本スタイル「武優段位」での実現を図って来た、これまでの経緯、

 

そして全体的な概要と、来年2019年からの日本選手権大会と連動したルールの解説、評価判断基準を、

 

「公平 公正 公開」の基に「スポーツ科学、武術理論、技能評価の実証」について、しっかりと解説しました。

 

(一社)全日本太極拳連合会 認定 中国武術 武優段位制

 

武優段位制度 総則

 

 

日本で初の試みでもあることで、進行に時間がかかりましたが、参加項目は「25項目」でした。

 

大会はとても盛り上がり、来年の2/15(金)の東京武道館での「第1回東日本太極拳選手権大会」の中で開催する、

 

「伝統中国武術 日本選手権大会」の第1次予選大会は、この試行大会を受けて「武術観摩エキシビジョン大会」と同時進行で、

 

行う予選大会での暫定ランキングを定めるのには、「定員制」ではなく「項目制」で行います。

 

第1回東日本太極拳選手権大会

 

大会までは、のこり2ヶ月ですが、来年が非常に楽しみです!

 

 

「考評会」とは、他のすべての芸事でも普通に行われている「技芸評価」方法や「基準」を、

中国武術での修練者が集い共に「考え」「評する」会のことです。

 

 

中国武術段位制 考評会 技能評価システム

 

ですから日本国内によくあるような一般的な試験・テスト、あるいは競技会とは異なり

「公正 公平 公開」で明るく楽しみながらすすめていく特徴があります。

 

※競技大会との連動もありますが、細かい内容は明日の体育館で解説を加えながら行いました。

 




中国武術の技芸評価を行う「中国武術段位制 考評会」は、現行の日本を除く国際武術活動界では、既に一般的です。
 

日本国内の傾向は「中高年向け、あるいは集団老人向けの体操太極拳形式」の主流が圧倒的な数であり、

既に連携している(一社)全日本太極拳連合会と連携して、例えれば、日本国内に現行で普及している、

 

「ストリートダンス系 プログラム」のように、フィットネス、スポーツビジネス的な方面の普及カリキュラム以上に、

 

その存在感を高めていきたいと考えております。

既に海外では非常に多くの方々が既に発展を目指し「段位認定」をそれぞれの各国の団体が行って来ている

 

「武術 WUSHU」「功夫 KUNG・FU」の標準主流スタイルを日本国内で展開する、適格な存在となり、

 

将来的な大きな発展を目指し昨年2017年の「武術ジャパンカップ大会」から、

 

大会運営に入り、多くの武術活動普及の運営業務の主任を担当して行って来ました。

今年は、8月の大会で、大きな実績を上げられて、来年2019年からは、全日本太極拳連合会主催の「日本選手権大会」として

 

武術部門の大会運営※大会ルール規則普及、審判員、指導員養成を「上海復旦大学武術協会 日本本部」で担い

 

依頼されており業務を担当して運営を行っています。

来年2019年の2月15日(金)には、全日本太極拳連合会主催「伝統中国武術 日本選手権予選大会」

本戦のランキング決定戦は11月を予定しております。

 

2019年 伝統中国武術 日本選手権予選大会兼武術観摩エキシビジョン大会

その大会項目部門の「規定項目」「自選項目」「伝統項目」「対抗性項目(推手・器械散打 武術短兵)」の項目で

 

大会の企画も同時に予定しています。

 

大会申し込み方法

 

そして、その中で、日本国内は「中高年向け、体操太極拳」はスタイルも古く、現在は少しずつ活動人口が減少して来ていることもあり、

 

チャンスある若者や、まだ「武術の夢」を志す皆さんのためにも「標準化」「規範化」スタイルをモデル化していくことが

 

来年以降の私達が既に行っている職業武術人士養成でも、重要視しています。

 

武術ジャパンカップ大会ルール

 

〇標準化としての評価基準 身型:6 協調・勁力:2 リズム 武術風格 精神:2  協調・勁力:2 身型:6 

 

〇規範化としての評価基準 武術風格 精神:2  協調・勁力:2 身型:6

 

※武術ジャパンカップ大会伝統武術競技ルールと同じ得点配当の形式です。


あるいは今後に興味ある方々にも、アマチュアでも「運動指導士」のような資格認定を連合会で準備しています。

世間一般にあるような普通の健康増進活動に加えて、現行「老若男女問わず」に、

 

それぞれが人生100年時代を充実させていくうえでの、「自尊心」を

 

気高く生きていくことで、ひとつの確実な”きっかけ”になれば、と考えております。

 


 

12月9日(日)中国武術段位考評会 進行スケジュール

 

13:00~ 体育館 開場 

 

各自 それぞれ自由に練習活動を開始 ストレッチ教室はお休み

 

運営スタッフ:体育館設営 エキシビジョン演武コート位置 (14m~8m) 練習スペースなどにコーンを置く

 

14:00~ 最終受付 14:15 段位制項目に合わせた プログラム順の抽選、決定 

14:30~ 演武項目の練習開始

 

最終的に参加出場者、演武項目の数を決定して、演武時間を確定してから、開始時間を設定

 

エントリー順はポジションに反映される、後になるほど前の基準設定役か、目立ちにくい順番設定になる。

 

あるいは、早い人は、ポジション要求を受け入れられる。

 

1番~〇番選手 入退場 ホワイトボードに「名前 キャリア 演武種目」を記入して掲げてから入場する。

 

15:00~

16:50  終了式